箱詰めされた男達を拾っちゃったんだが【混部】2

拾った33 ページ12

承太郎「昨日と言い今日と言い何で何も言わずにこんな夜遅くに外出するんだ」

A「えぇ…遅いですかね…？」

承太郎「ああ、遅いぜ」



そうキッパリと言った承太郎さん。目力凄くて普通に怖いんだけど。だけど9時半は遅いのだろうか。



私は中学の時高校受験の為に塾に通っていたので、家に着いた頃には10時は普通に過ぎていた。そのお陰で9時半は遅くないと言う考えになってしまったのだ。



両親は仕事で忙しく、私より帰宅がもっと遅かったため両親が帰ってくるような時間帯(23時過ぎから)は私の中での「遅い」に入るんだけども。



兎に角、私は9時半くらいであれば別に外出しても良いかと思って普通に外出する人なのだ。両親もそこに関してはそんな何も言わないし。



A「私、ちょっと前まで家に帰るの10時過ぎだったので、これでも前より早くはなったんですよ…？」

ジョナサン「えっ、じゅ、10時！？危ないよ！」

A「まあそこは治安の良さと近所の人に助けられました…？」

ジョルノ「(ボス達が近所にいる時点で治安の概念無いと思うんですけど…。)」←



取り敢えず前よりは早く帰れるようになったことを伝えたけど、それでも「外が暗いからどちらにしろ危ない」と言う言葉の説得力(？)に負け、先程のジョセフさんのあの台詞に至ったのである。



荒木荘の方々に夕飯のお裾分けする時にジョセフさんが着いてくるのか…なんか他の4人も「じゃあ僕も行く」とか「俺も行く！」とか聞こえてくるのでジョセフさんのみでは済まされなさそうだ。



A「あの、皆さん一緒に行くんですか？」

ジョナサン「当たり前だよ」

ジョセフ「Aがあんなハム太郎に1人で会いに行くなんて危険過ぎるぜ」

承太郎「何かあってからじゃ遅いから先取りして損はねぇだろ」

仗助「全てはAのためっスよ！」

ジョルノ「そうです、Aさんの安全のためにも僕達も着いて行きますからね、くれぐれも先に行かないようにしてください」



そんなこと言われたら…先に行きたくなるじゃん…()←

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