歌なんて大嫌い (ページ7)

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5話ページ7

主(報告書……書いて…寝よう……)

家に帰ったしろのは、報告書を簡単に書き床で寝た

しろのの家の家具は小さなタンスとテーブル、冷蔵庫
そして
大量のゲーム機やカセット、漫画などが散乱しテーブルの上にはパソコンが置かれ、布団をしくスペースがない

ので寝る場所は床しかないのだ

主「ん……」
(……2時間……いつ…もより…寝た……)

顔を洗ってすぐに、作成した報告書を提出しゲームを始める

主「チーターか……」

対戦相手がチーターであろうとコンバーターであろうと、しろのには関係ない

実力でねじふせていく

カタカタとキーボードを叩く音が狭い部屋にひびく
キョロキョロと動く目は相手の動きをとらえ
次の行動を考え予測し、対策をたて、頭の中で膨大な

数式を瞬時に組たて、計算し、自分が勝つという未来を確定し
逆算して、どこでどう相手が動くのか、どういう考えで、どこで仕掛けてくるのかを一瞬で読んでしまう

まさに

"天才"

主(次……ここ…来る……)
(それはもう……読んでる…)

未来予知

未来予知に近い事を軽々とやってのける天才

ゲームで勝つのに1番重要と言われるのは相手の行動パターンを読むこと

何十万、何千万、何億、無限にすら近い行動パターン、
思考パターンを読むことはそう易々とできることでは無い

例え予測できたとしても、予測が合っているか、会ってたとしても、対応できるのか、問題は山積みだ

だがしろのは、無限にすら近い行動パターン、思考パターンを

"分からなければ読めばいい"

しろのは息をするように、最初から答えを知っているかのように動き、勝つ

ゲームをしている時は相変わらず無表情だけど、年相応の
可愛らしい雰囲気になる

そこから何時間たったのか、チェスや将棋、花札などあらゆるゲームをプレイし続け、休憩に入った時には既に日付を超えていた