1話 ページ3
少し肌寒くなってきた11月
黒いパーカーのフードを深く被り歩く1人の少女
月夜しろの
長い前髪に隠れた顔は誰も見た事がなく、人と関わろうとしないしろのにとって昼間から出歩くことは少ない
主(まさか……新作のゲーム……今日……発売だった……とは……)
なぜこんな昼間から街に出て歩いているのかと言えば新作ゲームを買いに来たからである
世界ランキング1位という生粋のゲーマーであるしろのにとってこれはたとえ任務を終えたあとであってもどんなに疲れていても、眠くとも、すごく大事なことであった
主(買えた……やった……買えた……ゲーム……)
最後の1個を手に入れてとても喜んでいるが無表情である
急いで家に帰ろうと路地裏に入った時
主(うわ……さい…あく……)
ヴァンパイアを狩っていた義兄に遭遇してしまった
義兄「!!」
しろのに気づいた義兄こと
聖二「よぉ 久しぶりだなあ」
主「……」
聖二「オイオイ 久々に会ったお兄様に挨拶もなくだんまりかあ？？w」
主「……」
聖二「ﾁｯ まぁいいお前今夜の任務俺の代わりにやっといてくれよ」
主(なぜこんな昼間からこいつはここで狩りしてんだ
ここはしろのの管轄だろう
人に任務押し付けんな)
と思うがここで反論するほどしろのは会話する気が無いので
(｡_｡`)ｺｸﾘ
と頷く
主(任務……増えたと……ころで…特に変わる……わけじゃ…ないし……)
頷いたことを確認した聖二はニタニタ笑いながら
聖二「ありがとよ」
と言って任務の詳細が乗っている紙をしろのに投げ渡しどこかえ去ってしまった
主(今日は……殴ら…ないんだ……)
家に着いて先ずやることは買ったばかりの新作ゲームをプレイするための準備と今日の狩りの準備だ
ぼろぼろのセキュリティが心配な古いアパート
それがしろのの家だ
住んでいる住民は年寄りばかりで若い子は一人もいない安いアパート暮しこれはしろののことを嫌う一族の嫌がらせだ
主(そういえば……任務…なんだろう……？)
嫌がらせを全くきにしていない様子で新作のゲームをプレイしながらふと思った
内容を確認するとしろのはなるほどなと1人納得したのだった
主「そゆ……こと…」
誰かといると全く喋らないしろのだが一人の時は声を出すことがたまにある
任務の内容はこうだ
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ランド(プロフ) - 展開が気になります！これからも頑張ってください！ (2022年9月25日 22時) (
レス) id: fd6767c807 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブラッディアリス | 作成日時：2022年2月15日 15時
