【白猫プロジェクト】神気解放！走れやフォースター！

神気解放:13 ページ14

そのあとたくさんお話をした。

財布を拾おうとしてくれていた人はエリオットというらしい。

口調もとても丁寧で礼儀正しく、落ち着いていた。


エリオットくんと話していたときのゼロキスくんの視線がすごすぎてゼロキスくんの顔の印象のが強かったけど


「こんだけ自分で買っといてくえねぇとか考えろよな少しは」

『へんへいはん、ふぉへんははーい』

「やれやれ…」

屋台で買ったたこ焼きを口一杯に頬張りながら謝るA。

ベンケイは呆れながら隣に座っている。
そして逆隣にAの口をふくシャナオウさん。



ゴクリとたこ焼きを飲み込んでから一言。

『なんか家族みたいだね〜』


このときのAはとびきりの笑顔だった。少し前までやることもなく誘われることもなかったので、少しのことでも嬉しいのだ。

そんな中この温泉街、楽しくない訳がない。


シャナオウとベンケイは少し目を見開いて驚き、エリオットは顎に手をあててニヤリとにやけ、


ゼロキスは顔を押さえて唸っていた。



「…そうか、よかったな。おら、自分で買ったんだ、ガンガン食えよ」

『え、手伝ってくれるっていったじゃん。おら食え！！！』


片手にタコスを掴みベンケイさんの口に押し込もうとのしかかる。
それをニヤニヤと笑いながら「もう少し頑張れや」と、Aの腕を押し返す。


わちゃわちゃと見た目を気にせず暴れた。

きにしていないせいでジワジワとめくれそうになるスカート。


それをシャナオウはさりげなく隠した。
イケメンかな？(イケメンです)


「ほぉ………」

「あ、ゎゎ……うぁ……んえぇ…！」

エリオットとゼロキスは通常運転。


このあと皆で仲良く食べて、色々見て回った。

アマタくんが太鼓をドンドンならしてたり、セツナちゃんと久々にあったり。


なかなか充実した一日でした。

一生忘れません。







『皆、今日はありがとう！超楽しかった！』

クルリと振り替えって笑うと、皆笑い返してくれた。

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