最強異能者、ヒーローになる【文スト✕ヒロアカ】 (ページ8)

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３５話ページ8

葵「朱雀・解！紅蓮炎羅(ぐれんえんら)！！」

葵が無理やり朱雀を封印してある目を開眼させる

＿＿＿＿葵の目は…………”赤かった”

華「っつ氷が溶けてく…！」

緑谷「‥！！！？葵さんの個性は治癒のはずじゃあ！？」

切島「…目が赤けェ？！！どうなってンだよッ！？」

困惑するヒーローの卵たち。

そして、葵が今出した技によって華の氷と水は溶けて砕け散っていった。

華「っｶﾋｭｯ………」

そして、間髪入れず葵が華の喉に刀を向ける

轟「っ葵！！何してんだ！！！」

葵「黙ってくれない？僕は彼女に聞きたいことと‥解かなきゃいけないことがある」

轟「っ‥！！！」

少し殺気が混ざったたその視線に、これはいつもの葵ではない。そう本能が感じ取り黙った轟。

葵「察しが良くて助かるよ、轟君」

華「……ｯﾂ」

葵「君は何故僕を殺そうとした」

殺気を視線で相手に伝えている葵。

華「ｯﾂ……答えるとでも？」

一瞬その殺気に怯むが、ポーカーフェイスで隠し逆に質問する華。

葵「…僕が予言しよう、君は『殺そうとした理由を僕に洗いざらい吐き、最終的には自首する』」

華「はぁ？」

少し呆れ気味の華。

葵「今の状況を分かっているのかい？
　
　君は僕に言わずもがな、命を握られているようなものだよ？馬鹿なの？」

そして、ナチュラルに煽っている。

華「…はぁ、観念するわ…」

「！？」

皆、『何故！？』と言っている顔だ。轟以外。

葵「へぇ…其れは良い判断だ」

葵が軽く笑う。

華「でも……」

華がなにか言いかける

華「私があなたに本当に復習しようと思ったのが此処最近…でも、ずっと復習しようと思ってた…

　あなたに父が殺されたときからね……！！！！」

葵と華以外の者は皆、驚いているようだ。

まあ、それもそうだろう。

友人？知り合い？が『人を殺した』なんて言われたら誰でも動揺するだろう。

葵「あのさ、何か勘違いをしてるようだけど…？」

華「はぁ？何言ってるのよ！？貴方が取引先であった、
　
　それでいて邪魔な私の父を殺したんでしょ！？」

葵「君の父を殺したのは、クレッセントと呼ばれる殺し屋兼、情報屋の人だ」

華「どういう事！？」

葵「ﾌﾌｯ‥さあ、説明ショーの始まりだ」

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