【HQ】山田先生は目立たない

007＝＝＝ ページ8

サブタイトル

女子の黄色い声。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




『おい、着いたぞー』

車の助手席で放心状態になってる及川に向かって言う。


及川「…これは無いでしょ‥」

『まあ‥悪いとは思ってる。多分』

及川「多分‥！？え、今多分って言った！？」

『…』

無視しよ。こういうときは無視が一番。前の学校でもいたからな、こんな奴。まあ及川と違って胡散臭かったけど。




『はいはい、早く行くぞー』

そして及川を引きずりながら体育館へと行く。

‥さすがにここまで来て敵チームのセッターが引こずられて入ってくるのはどうかと思ったからキチンと及川を歩かせた。

いや、俺偉いわホント。




体育館前＿＿＿＿。


さて、及川が登場するたび恒例の"アレ"が起きる。



及川「失礼しまーす☆」



『失礼します…』


「キャーー！！！！」


『っるさ…』

こういってしまった俺は不可抗力だ。だって女子の黄色い悲鳴が耳をつんざくんだぞ！？鼓膜死ぬぞ。



『あ、入畑監督。俺職員会議があるんで行ってきます。できるだけ速く‥10分くらいで帰ってくるよう努力します』



入畑「ああ、頼むよ」






『あ、失礼しました。及川ー！！ちゃんとアップしろよ！いつもより念入りに！！』


及川「分かってるって！！！」



ホントに分かってるのか‥？？





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

次回、

おーい○茶。

008＝＝＝→←006＝＝＝

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す