五時半のかごめさん

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さあさあ！！


HP0の八尋寧々です！！



あとの、5時間目と、放課後は基本花子くんに任せました！！



私はもう無理です…



次は道徳！！！
花子くんに頑張ってもらいましょう…









5時間目 道徳








｢はい、今日は〜、” 友達 ” について考えていきたいと思います。みなさんは昔、仲良かった子はいますか？今、仲いい子はいますか？｣


｢今配ったプリントに書いてみてください｣






なんて、今日は ” 友達 ” について学ぶらしい。





｢((ヤシロにとっての仲いい子は〜？))｣


｢((う〜ん…今仲いい子は葵とAだけど、昔仲良かった子は〜って…))｣




なんてこそこそ話をしていると…



｢((え、ちょっ、花子くん！！？))｣


花子くんがいきなりAの席に行きだした。





｢((えっ、ちょっと何やって…！！？))｣




今ここで立ち上がったら八尋寧々学校Lifeは幕を閉じる羽目になる。





……まあ、でもこのあとは花子くんに任せるって言っちゃったし、花子くんにもなにか秘訣が…って、







花子くんは笑顔でAの後ろに行き、プリントを見たがっているのか左右にふらふらしている。



そしてそのプリントを見た瞬間冷めたような顔をした。






そこからそのプリントを数秒見つめてから私のところに戻ってきた。



｢((ねえ…ヤシロ…))｣


と、真面目な顔をして言い出した


｢((ど、どうしたの花子くん…))｣


と、返すと






｢((そのプリント…その友達についても書くらしいよ〜))｣


と、花子くんは教えてくれた





｢((あっ、そうなんだ。まだ書いてなかったわ…って、))｣



｢…花子くん！？それだけ！！！？｣




ちょっと花子くんが真面目な顔して言い出したからどうしたのかと思ったら…！！


｢ただのそれだけ！？｣



と、言って気づけば机をたたいて立っていた。






｢八尋さん…どうしたの？｣


先生が問いかける



後ろでは…




｢寧々ちゃん…！｣


と葵が泣いて？いる









〜〜〜〜〜っ！！！






何も言えないような恥ずかしさで

すいません…と言いながら席に座った。








花子くんは、ヤシロどんまい笑などといっている…








まあ、花子くんが全部悪いってわけではないけれども…！









ああああ〜〜〜！









こうして今日の授業は全部終了した。

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