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息切れが始まってきた頃、あたしの笑いがやっと止まる。
ゼーゼー言うあたしの背中をしげが撫でていて、何だか変な状況になってしまっていた。
『笑いすぎやってー、俺喋られへんやん笑』
「ご、ごめん…笑 何？喋って笑」
久しぶりに爆笑したかもしれない。
ストレスが少し減った気がした。
『今から学校行かなあかん理由とか…あるん？』
背中を撫でるのを継続しながらしげが話す。
学校に行く理由はないが、その逆の家に居たくない理由があるから。
「別にないよ」
隠し事をしてるつもりもないけど全てを話すつもりもない。
あたしはしげにとって何でもないんだからせめて重荷にはなりたくなかった。
『ほな寝よ』
「え？」
『はいゴローン』
腕を取られソファーに倒れこんだ。
狭くはないソファーだけどさすがに二人寝転んだらそれなりに密着する。
心臓が素早く起動し始めた。
「ちょっと、いいって」
『…じゃあ自分鏡で見てみーや』
ほら、と携帯のカメラを向けられて気づく。
パッと見でもはっきり分かるほどの青いクマが目の下についていた。
終始眠いなとは思ってたけど、まさかここまでだったなんて。
『…なんかあるんやろ。寝れへん理由』
「勉強しすぎかな笑」
『前のテスト全然良うなかったけど？』
幼馴染みってこういうとこで強い。
あたしの後ろに心配そうな顔が映る。
『寝ろ、ええから』
しげの温もりが消えると同時に上に被せられた布団。
目を閉じるとスーッと意識が消えていった。
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りんご(プロフ) - 夢主とのんちゃんに妬くしげが見たいです！ (2018年10月8日 14時) (
レス) id: 8af5ebccb4 (このIDを非表示/違反報告)
miyumin(プロフ) - believerシリーズ好きです！ 夢主ちゃんと、しげのその後が見たいです！ 楽しみにしてます (2018年10月8日 0時) (レス) id: f255d60f92 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが(プロフ) - 夢主が敵に連れ去られてシゲ達が助けに行く話が見てみたいです！ (2018年10月7日 2時) (レス) id: 997a532e74 (このIDを非表示/違反報告)
那智(プロフ) - 私、めっちゃこのお話好きです☆続編すごく見たいのでリクエスト考えます☆よろしくお願いします☆ (2018年10月7日 2時) (レス) id: fbee745736 (このIDを非表示/違反報告)
Rare fruit(プロフ) - 喧嘩中でも夜道で突然でもなんでもいいから、とりあえず弟組の誰か(出来れば自担の神ちゃんがいいような気もするけど話に困ったら誰でも)が刺されて瀕死の状態で病院に運ばれるかなんかしてギリセーフっていう重たいのが見たいっす。その前と後の話はおまかせしまぁす (2018年10月6日 22時) (レス) id: 362d8b3af6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カジャリア
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時：2018年9月17日 11時
