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捕獲36 ページ36

「ん………………。」

部屋の涼しさに目が覚めると、まだ部屋が暗かった。

Aは、俺にくっついて眠っている。

傷はすっかり治ったが、Aは戻ってこない。

俺も紺炉も半ば諦め始めていた。

今のAを受け入れる以外に方法はない。

頭を撫でると、寝言を言いながら少し笑った。

「A…………好きだ。…………早く戻ってこい………。」

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作者名:ウィンぷす | 作成日時:2019年9月30日 21時

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