検索窓
今日:22 hit、昨日:6 hit、合計:456,738 hit

脱走16 ページ16

その日の夜から、私は紅の所へ行くのを辞めた。

もちろん、気まずいって言うのもあるけど、私は怒っているのだ。

何としてでも、アイツに謝らせて、外に出るのを認めさせたい。

ご飯も材料を切ったり、炒めたりするだけで、味付けと仕上げは全て紺炉さんにやって貰った。

洗濯物だって、紅の分だけ紺炉にやって貰う。

私の恨みは深いぞ、紅。

紅丸は私の格好を見て、最初こそ嫌そうな顔をしたが、すぐに悲しそうな顔をしていた。

なんで紅丸がそんな顔をするんだろう。

布団に入ると、夏なのに何だか寒かった。

捕獲17→←脱走15



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (156 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
282人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ウィンぷす | 作成日時:2019年9月30日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。