76話 ページ38
Noside
ガキィンッ!!!
場所は代わり、銀時と紫龍は未だに刀を交えていた。
二人の攻防はどちらも譲らず長期戦になると思われたのだが、決着は突然
銀時「ッ!」
紫龍「なッ!?」
紫龍が優勢に見える中、早急に勝負を決めようとする紫龍は、銀時を足場の悪い方へ追い込む。銀時はそれに気づくか、それはもう手遅れで紫龍の策略にハマってしまった
紫龍は足場が悪いのを良いことに素早い一太刀を繰り出す。それを攻撃で弾く見せかけ、紫龍の攻撃を防いだ銀時。
動揺した紫龍の一瞬の隙を狙い一太刀を紫龍へ叩き込んだ
ズダァッンッーーー!!!
銀時「ッ…」
敵K「し、紫龍様ッーーー!?」
吹き飛んだ紫龍の目には灰色の煙が立ち上っていく天井が目に入る。
ゆっくりと銀時は紫龍に向かっていく
トコトコ
その時だった―――――
カチッ
紫龍「ふ、これで、終わりだッ……貴様ら全員なッ!」
起き上がるとスイッチの様なものを押した。無機質な音を経て押されたスイッチ、それに連動したのか船が揺れ始めた
銀時「何だッ…」
神楽「何アルカ?この揺れ」
紫龍「ククククッ……」
銀時「テメェ、まさかこの船沈めるつもりか?」
紫龍「ふっ、だったら何だ?」
銀時「良いのか?
部下もましてやテメェも海の底だぜ?」
紫龍「部下等また集めればいい、それに俺にはとっておきのモノがあるからな」
その言葉を聞いた紫龍の部下達は『信じられない』とでも言うような絶望の表情をしていた
自分の部下を玩具の様にしか思っていない紫龍に、銀時の目はナイフの様に鋭くなっていく
銀時「ッ…テメェは本当に救いようがねぇ屑だな」
紫龍「屑で結構、俺は俺の身の安全が出来ればそれでいい」
そう言い終えた時
ドゴォーーーンッ
天井から降ってきたコンクリートの塊、それらは銀時の行く手を阻む
銀時「チッ!これじゃあ、あの野郎の所へ行けねぇ
仕方ねぇ、神楽!来た道へ戻るぞ!
新八!蓮華は大丈夫か!?」
新八「それがッ…!蓮華さん
僕達の退路を確保しようとして
一人でッ…!すみませんッ」
銀時「ッ!?
あの馬鹿ッ!あんだけ一人で行動するなって言ったのに
新八、神楽行くぞ!」
言い終えると直ぐ様通路へ向かう銀時、その後ろを付いていく神楽と新八。
敵兵がいない通路は銀時達を蓮華へと導いているかの様である
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Rina - イズコさん» 返信遅くなりすみません。コメントありがとうございます!次回もお楽しみに また気軽に来てくださいね! (2018年4月22日 16時) (レス) id: c093c511f6 (このIDを非表示/違反報告)
イズコ - 次回も期待してます! (2018年4月20日 8時) (レス) id: 6bceb10793 (このIDを非表示/違反報告)
Rina - 妹紅さん» 返信遅くなりすみません。まず視聴してくださってありがとうございます。最新話一様今日更新しましたので…。よければ見てくださると嬉しいです。では…by 作者 (2018年4月17日 18時) (レス) id: c093c511f6 (このIDを非表示/違反報告)
妹紅 - 続きが気になります。よければ書いてください (2018年4月16日 17時) (レス) id: 7c7ed78e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rina!!!ワンピース、銀魂大好き | 作成日時:2018年3月23日 17時