71話 ページ33
Noside
トコトコ
紫龍「貴様ら、何者だ…？その女の手下か、ふ…忌々しい」
吹き飛ばされた紫龍は、ゆっくりと歩いてくる。その抜き身の刃をちらつかせながら
銀時「黙りやがれッ…」
紫龍「ッ…！」
―――その怒りの籠った声
―――鋭くなる眼球
―――大きく開く瞳孔
その表情はあの白夜叉に戻っていた
銀時「テメェ―――
よくも、アイツをあんな姿になるまで
痛めつけてくれたなァ」
紫龍「ふ、痛めつける？その女は、ただ勝手に来て、勝手にそんな姿になっただけさ
それに、これは罰だ
あの女が､昔犯した罪のな」
紫龍はふざけたように笑いながら話す、その仕草はまるで笑い話をする様
その様子をじっと睨み付ける銀時、その後ろにいる神楽と新八。
銀時「罪だァ？蓮華は罪なんざ犯しちゃいねぇよ
何一つとしてな
テメェは、ただコイツをよってたかって痛めつけて、それを楽しんでるだけじゃねぇか」
紫龍「ふっ、類は類を呼ぶとはこの事か
あの女に付くとはイカれた連中だな
だが、ガキもいることだ
交換条件を飲めば、お前らの事は、見逃してやろう
その女を寄越せ」
銀時「ふざけてんじゃねぇぞ
テメェなんかに
渡すわけねぇだろ―――」
そう言葉を続けた銀時だが―――――
クックックックッ……笑いを押し殺したような声が響いた
紫龍「何故そんな頑なに拒む？
ふ……あの女の何処が良いんだか
アイツは、心も体も汚れてる殺人鬼さ」
笑いながら発す紫龍とは、銀時は逆に眼を光らせていて
ガキィンッ！
笑う紫龍の頭めがけて木刀を振り下ろした。だがそれに気づいた紫龍は持っていた刀で防ぐ
銀時「―――おい、黙れ」
紫龍「ッ、あぁ？」
銀時「その薄汚ねぇ口を開くんじゃねぇってんだッ
―――――クソ野郎」
その声にビビる者、腰を抜かす者、様々な者が出てきた
銀時「蓮華は、殺人鬼でも
ましてや、テメェの
――――まっすぐな魂もった、強ぇ女だ
てめぇなんかがコイツを、蓮華を語ってんじゃねぇ」
ガッキィン
刀を弾くと鉄音が響き、火花が散る。
紫龍から一定の距離を保ち相手の様子を窺っていた
銀時「おい、その程度か」
余裕な笑みを浮かべ挑発口調で言葉を続けると
紫龍「ふ、まだまだこれから」
紫龍はその挑発に乗るように刀を構え始めた。
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Rina - イズコさん» 返信遅くなりすみません。コメントありがとうございます！次回もお楽しみに また気軽に来てくださいね！ (2018年4月22日 16時) (
レス) id: c093c511f6 (このIDを非表示/違反報告)
イズコ - 次回も期待してます！ (2018年4月20日 8時) (レス) id: 6bceb10793 (このIDを非表示/違反報告)
Rina - 妹紅さん» 返信遅くなりすみません。まず視聴してくださってありがとうございます。最新話一様今日更新しましたので…。よければ見てくださると嬉しいです。では…by 作者 (2018年4月17日 18時) (レス) id: c093c511f6 (このIDを非表示/違反報告)
妹紅 - 続きが気になります。よければ書いてください (2018年4月16日 17時) (レス) id: 7c7ed78e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rina!!!ワンピース、銀魂大好き | 作成日時：2018年3月23日 17時
