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67話 ページ29

Noside


.





..





 

―――――







「―――――――おい







ソイツに







その女に、何してやがる―――――」







聞き覚えのある声が聞こえた。
その声は低く今まで聞いたことない声



紫龍「!?」


その声に驚愕し首を締めつける力が弱まった。だがそんな事を気にしてられない程蓮華も動揺していたのだ


蓮華「ッ!?」


その声は、いつものような覇気のない声ではなく、とてつもなく低く怒りの籠ったトーンの声


―――――その声に目を見開く



紫龍「ッ!」


 
紫龍は、声の主を見る事間もなく吹き飛ばされた


 
ズダーーーーンッ―――



蓮華「ッ!」




一瞬の出来事に驚き固まる蓮華

 


そして目の前の人物を、目にした時さらに蓮華の目が開いた


 
なぜならその目の前の人物とは…




―――――息を切らし血まみれになっていた銀時だった




ギュッ



 
銀時「バカヤロウ………死ぬほど心配したんだぞ」



 
銀時は、蓮華の顔を見るとすぐに蓮華を抱き締めた



銀時の声は微かだが震えている。


動揺と安堵で体の力が抜けた蓮華


それをまるで壊れ物を扱うように、包み込む銀時




蓮華「ッ…」




 
抱きしめられている蓮華は、まだ動揺を隠せないでいた
 



ギュッ


 
それを知ってか知らずか。銀時は先程よりも強く抱きしめる



 
蓮華「ぎん…ときッ…」




蓮華の声に銀時は、体を一度離し蓮華の目を見た



蓮華「なんで…ここに」



銀時「ッ、オメェの仲間がここを教えてくれた……」



蓮華「っ!」


(蓮華の所へ向かうべく走っていると敵意の感じない連中と出くわした。


銀時「蓮華はッ!?


蓮華は何処にいんだ!!!」



船員A「団長はこの先にいます!」




銀時「ッ!



分かった。テメェらはこのまま道を真っ直ぐ行け」


船員C「わ、分かりましたッ」



タッタッタッ―――――)
 




銀時「アイツらは、もう大丈夫だ」





蓮華「そうか……彼奴ら、無事だったのか…良かった」




安堵する蓮華とは反対に―――――



 
蓮華「けど、私にはまだやらなきゃいけない事が…………」




足元がおぼつかない状態で立ち上がる蓮華を見て、少しずつ強張っていく銀時の顔




蓮華「くッ…」







立ち上がるもボロボロの蓮華は立っているのも精一杯。

倒れかけた蓮華を銀時は抱き止め。左手を膝裏、右手を背中に回しゆっくりと抱き上げる

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Rina - イズコさん» 返信遅くなりすみません。コメントありがとうございます!次回もお楽しみに また気軽に来てくださいね! (2018年4月22日 16時) (レス) id: c093c511f6 (このIDを非表示/違反報告)
イズコ - 次回も期待してます! (2018年4月20日 8時) (レス) id: 6bceb10793 (このIDを非表示/違反報告)
Rina - 妹紅さん» 返信遅くなりすみません。まず視聴してくださってありがとうございます。最新話一様今日更新しましたので…。よければ見てくださると嬉しいです。では…by 作者 (2018年4月17日 18時) (レス) id: c093c511f6 (このIDを非表示/違反報告)
妹紅 - 続きが気になります。よければ書いてください (2018年4月16日 17時) (レス) id: 7c7ed78e04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rina!!!ワンピース、銀魂大好き | 作成日時:2018年3月23日 17時

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