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つづき))
女将さんの話を聞き終わり部屋でゆっくりしていると外に出ていた友人が帰ってきた。
友達「どう…だった?」
美海「怖いんじゃないの?笑」
友達「すこーーーし気にはなるんだもん…」
美海「へー笑」
友達「え?!やっぱなし!!」
美海「えー!ラブストーリーだったよ?」
友達「ユユユユウレイハ?!」
美海「幽霊と人間のラブストーリー!」
友達「明日はお一人でとーぞ」
美海「え?!きてくんないの?!」
友達「墓地は流石にいや!!!私は抹茶食べ歩きしてくる!」
美海「そんなー」
友達「おやすみ(`・ω・´)」
美海「え」
友達「zzz,,,」
美海「はやっ?!」
はぁ…全く
寝るの早すぎでしょ…
っていうのは置いといて、女将さんの話が本当の伝説なのであれば何故その幽霊がいるであろう墓地を記す紙が私のとこにあるのかがわからない…
一ヶ月後に不治の病で亡くなった…
私は正体不明の衰弱で死にそうになってから、病気になる前一ヶ月の記憶がない。
もしかして…その伝説は本物で私もその姫さんと一緒で死にかけたとしたら?
そんなわけ…ないかな?
なんで私は正体不明の衰弱をし、記憶が失われたのだろう?
女将さんの話を聞いてなんでか胸が苦しくなり…
その姫さんの話がとても身近に感じた。
"美海ちゃん…"
美海「え?」
脳内に懐かしい声が聞こえた気がした
優しい、特徴的な声
美海「太宰…さん?」
太宰さん?
その時だった記憶が全て戻ったのは
大切な
大事な
おもいで
何故忘れてたのだろうか
太宰さんがそばにいたこと
惹かれあったこと
キスをしたこと
太宰さんが
消えたこと
美海「太宰さん!!!」
この場所を記した紙は太宰さんからのメモ
記憶がなくなるとわかっていたの?
何故ここを私に…
すると、部屋の窓の外に蛍が飛んできた
美海「綺麗…」
田舎の自然を照らす月あかりと蛍たち…
こんなに綺麗な場所があるならもっと早く太宰さんと…
太宰さんが消えてしまう前に一緒に見たかった
いや、ずっと太宰さんと一緒にいたかった。
こんなに寂しいなら、苦しいならいっそ…
太宰さんが消えてしまうくらいなら…
私が消えてしまいたい
あゝ…会いたいよ。
"仕方ないな…わかったよ"
どこからか聞いたことのある声がしてあたりが真っ暗になった。
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恋白(プロフ) - 雨空さん» ご指摘ありがとうございます!完全に外すの忘れてました!申し訳ございません! (2018年11月17日 18時) (レス) id: 184eb63247 (このIDを非表示/違反報告)
雨空 - すいません、オリジナルフラグがついているので、はずしたほうがいいと思います。ルールを守ってないといわれてしまうので…… 失礼しました (2018年11月15日 23時) (レス) id: fb59f594b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恋白 | 作成日時:2018年10月16日 1時