1 ページ3
〜現世〜
『疲れたな〜』
部活が終わり、もうすっかり暗くなった夜道を一人自転車をこぐ
細い住宅街を抜けて、小さい公園を過ぎるともうMyハウスが見えてきた
いつもどうり、家の裏まで自転車をおきに少しまがる...
‟いつもどうり″
そんなはずだった
『え。』
自転車置き場に立つ、真っ黒な人影
すぐに誰だか分かった
だって
大好きな...推しだったから←
『だっ太宰さん!?』
太宰「!?」
黒の時代の黒いスーツ姿の太宰さん...に見える
太宰「なぜ、私が見える?それに...なぜ私を知っているんだい?」
『え?...見える?あー。コスプレでした?』
コスプレか〜!スゴイ似てるな〜!声までそっくり!って
『なわけあるか!!!』
太宰「...」
じっと見てめてくる太宰...全く状況把握できないのですが?
太宰「私もだ。」
『へ?』
太宰「君が今心の中で私に話しかけたことについての返答だよ」
『心の中...え。え?えぇ!?』
太宰「私も理解できないが、そうだねぇ...君が何故私の事を知っているかは分からないが、段々分かってきたよ。この状況」
『すみません。全く理解できないんですが...』
っていうか、推しが目の前にいて辛いのですが?
太宰「推し?私が?」
『え!!!やっぱり聞こえてるの?!え?』
太宰「落ち着き給え。君、名前は?」
『美海。中原美海...』
太宰「私は、太宰。太宰治だ。知ってると思うけど」
『はっはい。』
太宰「とりあえず私が推理したことを説明するとね。」
『はい?』
太宰「私、入水成功(仮)して違う世界に霊体になってトリップしたみたいなんだ」
『はい?!』
太宰「そして、霊体となった今。この世界で色々試してみた結果...」
『試した...?』
太宰「君だけが私が見ることができ、コミュニケーションをとることができる。というわけだよ」
『...え?』
そう言って太宰は、ふわふわとオバケのように飛んで見せた
『私...頭うったのかな?』
いつもどおりに、油断してました。
最高です。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋白(プロフ) - 雨空さん» ご指摘ありがとうございます!完全に外すの忘れてました!申し訳ございません! (2018年11月17日 18時) (レス) id: 184eb63247 (このIDを非表示/違反報告)
雨空 - すいません、オリジナルフラグがついているので、はずしたほうがいいと思います。ルールを守ってないといわれてしまうので…… 失礼しました (2018年11月15日 23時) (レス) id: fb59f594b6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:恋白 | 作成日時:2018年10月16日 1時