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そして別れの時はすぐに訪れた。結局、ヒビキとはまた会えなかったAを明日夢は駅まで送る。
「Aさん、三年生って受験とか大変だと思うけど、また来てくださいね。」
『うん、ありがとう明日夢くん。私ね、猛士の開発者になるのが夢なの。だから頑張るね。』
「開発…、みどりさんみたいな？」
『そうよ、そう！ディスク作ったのもみどりさんで…本当にすごい人よ。』
「はい！色々見せてもらった事あります！」
明日夢はその時の情景を思い浮かべながら、キラキラした笑顔でそう告げた。
『そっか、じゃあ私、明日夢くんがもっとびっくりするようなもの作っちゃうんだから。』
その表情を見たAはまた決心した。偉大な開発者であるみどりをも超えるような、猛士を支える柱になるのだと。
もう駅の目の前まで来たところだ。二人の横を追い抜いた自転車が、スーパーの袋を提げたお婆さんをひき逃げした。
「あっ！」
『待ちなさい！！』
Aは持っていた荷物を地面に放り投げ、散らばる食材などを避ける為に、ガードレールに足をかけて飛ぶように走り出した。サラリとしたレーススカートがなびき、まるで鳥のように見える。
『自転車の男！止まりなさい！警察呼ぶわよ！』
ひき逃げ犯は自転車を勢いよく漕ぎ、次第にAも追いつけないほどまで遠ざかった。元の場所に戻ると明日夢がお婆さんに恐る恐る声をかけていたところだった。
「大丈夫ですか…？」
「大丈夫、よ…。」
お婆さんは弱々しく、言葉とは反対の表情で地面に横たわっていた。
『明日夢くん…。おかあさま、お怪我は？』
Aはゆっくりお婆さんの肩を支えて様子を見た。
「腕を…少し。」
『そうですか…、病院に行きましょう。立てますか？』
「何とか。」
寄り添うAをただ見つめることしか出来ない明日夢は、何故かあの万引きのシーンを思い出した。戸惑ってどうすればいいか分からない。
お婆さんに寄り添って立ち上がったAをみて、ふと現実に戻ってきた。
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Akira_s2(プロフ) - YUKIさん» 返信遅くなりました💦リクエストありがとうございます。受付ましたが、お知らせもした通り、しばらくお待ち頂くことになるかと思います。ご理解よろしくお願いします😢 (5月3日 0時) (
レス) id: 4fceb90968 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - リクエスト失礼します！ルパパトの高尾ノエルさんってできますか？出来たら高尾ノエルで死ネタをお願いしたいです！ (4月14日 13時) (レス) id: 5825403805 (このIDを非表示/違反報告)
Akira_s2(プロフ) - スピカブラックさん» リクエストありがとうございます！更新まで暫くお待ちください☺️ (4月13日 20時) (レス) id: 4fceb90968 (このIDを非表示/違反報告)
Akira_s2(プロフ) - 恐ろしの竜さん» すみません！ありがとうございます😿 (4月13日 20時) (レス) id: 4fceb90968 (このIDを非表示/違反報告)
恐ろしの竜 - 書き込み失礼致します。小説内で「ドゴルド」が「ドゴルドン」に、「デーボス軍」が「デイボス軍」になっています...💦💦そこだけ気になったので訂正して頂けると嬉しいです。 (4月13日 12時) (レス) @page19 id: 42ee6c3683 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Akira_s2 | 作成日時：2024年3月17日 22時
