∬３０∬ ページ6
あっという間に大野さんはさっきの私、私はさっきの大野さんの体制になってしまった。
智「あれ？そういえば皆帰ったんだ。ニノが気ぃ利かせてくれたのかな？
ニノに感謝だね、Aちゃん？」
さっきまでの可愛い寝顔とは正反対の、悪魔のような笑みを浮かべる大野さん。
っていうか、
「何で二宮さんがそうしたって分かるんですか？」
智「俺達何年一緒にいたと思ってんの？そんなのすぐわかるよ。」
へぇ〜…って、感心している暇はなく、
「大野…さん、退いてもらっていいですか…」
身を捻ってなんとか抜け出そうと試みたけど…
智「ダメ。」
大野さんが私の手首を捕まえた。
逆効果だったみたい。
もう、ホントに恥ずかしいから早く退いてよ…
智「ごめんね。
ちょっと苛めすぎちゃった。」
そう言いながら、私の上から退く大野さん。
私はこんなの初めてだったからとても恐かった。
解放された安心から涙が零れた。
智「Aちゃん？
ホントごめんね？泣かすつもりはなかったんだ…」
「わかっ…てま…す。
ただ、恐くて…」
大野さんが何度も、ごめんね？って私の頭をポンポンした。
そのおかげか、涙は少しずつ引いていった。
続く (更新停止中)
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チェリー(プロフ) - こんにちは！作者さんのボードへの行き方がわからなくなってしまったため、こちらにコメントさせてください。作者さんの作品の、「地味系男子〜」のパスワードが知りたいです！よろしくお願い致します！ (2017年11月7日 8時) (
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作者名：リーダー | 作成日時：2014年6月16日 18時
