波乱万丈 (ページ14)

今日:6 hit、昨日:52 hit、合計:15,971 hit

14 プリンページ14

中野「ただいま戻りました〜！」

なかむら「Aさんにはプリン買ってきましたよ。疲れたし、甘いものほしいかな〜と思って。」

『え、ほんと！？なかむらくん、ありがとう！このプリン好きなんだよね〜』

さあ、なかむらくんどうでるかな〜？

なかむら「そりゃあ！Aさんのことですから。好きなものくらいわかりますよ〜？」

あーあ！嘘ついた〜！顔がもう嘘ついてる笑

中野「選んだのは僕ですよ！僕です！！！」

『ふふ、だと思った。だって、私がこのプリン好きってこと教えたの中野くんにだけだったしね。』

中野「ほらー、また勘違いを生む発言を！だめですからね！諦めたとは言いましたけど、全然キュンときますからね！」

難しい…

京極「そんなことばっかしてると、僕も困りますよ？」

中野「あら！成功したんですか？」

京極「は？何が？」

なかむら「Aさん、話してもいい？」

『恥ずかしいですけど…いいですよ。』

恥ずかしすぎて正直耳をふさいでいたい。
でも、何を話されるのかは気になるから耳はふさげない…

なかむら「Aさんね、お前のこと好きなんだけどどうしたらいいって俺たちに相談してくれてたのよ」

中野「僕は悔しいですけどね！でも、好きだからこそ、Aさんのことを応援しなきゃと思って。」

京極「マジか〜…全然気づかなかった……。え、いつぐらいから？」

『ん〜…。気になってたのは去年くらいからかな。でも、好きだなってちゃんと思ったのは半年前くらい。』

恥ずかしい。こんなの公開処刑すぎる。

京極「じゃあ、僕のほうが上ですね。俺は最初に会ったときから好きやったからね。」

なかむら「おまっ、どんだけ待ってんねん！お前からちゃんといけや！あとそこに、上も下もないて！」

京極「いや、あれはどう考えても中野のこと好きな流れだったやろ！」