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授業 ページ11




「今日は任務ではないのか?」


寮を出て向かうのは高専内にある1年生の教室。


「たぶん、3人とも任務は入ってないからフツーに授業」

「…そうか」


表情が豊かというわけではないA。
だが決して無表情というわけでもなく、今のその表情はあまり明るいものでなかった。


「嫌だった?」

「いや……誤解させたなら謝るよ。すまないね」


家入がさりげなく、かつ大胆に問えばAは言葉を濁す。
正確には濁そうとしたがやめた。

隠したところでなんの意味もないからだ。


「別に嫌というわけじゃないさ。ただ、任務というのを生で見てみたかった気持ちはある」


素直に告げられた欲。
この少女。護衛対象なのに任務に同伴する気満々である。


「でも授業というのも初めてだからな。少し楽しみだ」


全知全能。すべてを知り、すべてをできる。
そんな彼女が誰かに教わる機会など、訪れることはなかった。

授業はもちろん。今までの人生、学校とは無縁だった。


「そんな大層なもんじゃないけどね」

「ふふっ、確かに。むしろ授業を嫌がる人間のほうが多数派らしいね」

「そーそ。メンドイよー」


でも憐れんだところで今までの境遇が変わるわけでもない。
だから家入は至って普通の返事をした。



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安仙任(プロフ) - 続きを書いてください!!! (2020年12月30日 13時) (レス) id: 80f06437e4 (このIDを非表示/違反報告)
イロナ - すみません こんな事ここに書くのどうかと思うんですが 今日親が離婚する夢を見ました そのせいで朝起きたら ほっぺが濡れていました 正夢になったらどうしよう… (2020年12月20日 7時) (レス) id: 71dfbbb133 (このIDを非表示/違反報告)
氷狐 - 既に好きが溢れているのですがどうしろと…?続き待ってます!!!!!!!! (2020年12月12日 23時) (レス) id: 43c698ce3f (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです!!これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます! (2020年12月12日 17時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:自宅警備員先生 | 作成日時:2020年12月11日 19時

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