【d!】あどけない君をうつくしむ【中編集】 (ページ12)

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※ 向日葵の裏側は私を見てる / syo ページ12

【付き合ってません】【ヤンデレ】【※、付いてます】【学パロ】

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軽い説明

物静かで何時も人と絡まないAさんとクラスで人気があって誰にでも好かれてるシャオロンさん

Aさん
17歳(高校2年)
156cm
物静か、容姿端麗、成績優秀
ロング髪、他人に興味をあんまり示さない
前に自分の声を揶揄われた事があってそこからあんまり話さなくなった
無口で綺麗なため、高嶺の花と言われている
1番窓側の1番後ろの席

シャオロンさん
17歳(高校2年)
173cm
元気がいい、人懐っこい、成績は中の上くらい
ボブじゃない方の髪型、誰にでも好かれる
クラスメイトの初恋キラー
窓側から2番目の1番後ろの席
(要はAさんのお隣さん)

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syo.

朝、チャイムと同時に教室に滑り込む

せ、セーフやんな、？

「ギリギリセーフ！！！」

syo「っしゃぁ！」

「いやー、今日も俺の負けかー」

syo「なんで俺が遅刻する方にかけとんねん！」

笑いに包まれる教室を見ながら

自分の席へと向かってく

...今日も相変わらず、俺のこと見てくれてないんやな、

下を向いてノートに何かを書き込んでいるAさんを見てそう思う

...なんで俺のこと見てくれへんのやろ、

syo「Aさん、おはよ」

席に座りながらそんなことを言う

まぁ、どうせ、いつもみたいに返事は返ってこんのやろうけど___

『おはよ、』

syo「えっ」

不意に返された返事に戸惑って声が漏れた

えっ、あ、

あの、Aさんが、返事してくれたん、？

は、？

syo「え、あ、」

『...』

再び無言でノートと向き合うAさんを見つめる

嘘やろ、Aさんが挨拶返しとる所とか、俺、一回も見たことないんやけど、！？

syo「な、なぁ、」

俺が声をかけると

何？とでも言いたげに目線だけこっちにくれるAさん

は、何これ、めっちゃかわええやん、

syo「声、めっちゃ、綺麗、やな、」

『！』

syo「あ、」

初めて、見た、

Aさんがびっくりした所、

いろんなAさんを見つけようと頑張ってきたけど、まだ知れてへん一面もあるんやな、俺、

Aさんが目を少しだけ見開いて俺を見てくれた

嬉しさがこみ上げてきてどうにかなりそうや、

ut「あ、シャオちゃんおはよ～」

kn「いやー、遅刻したわ！...って、お前顔真っ赤やんけ！！！」

syo「は、はぁっ！？全然真っ赤ちゃうし！！！ってか、遅刻なら俺んとこなんか来んではよ報告書書いて出せや、！！」