【d!】あどけない君をうつくしむ【中編集】 (ページ11)

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告白から三週間

私たちが付き合い始めたことは見事に社内全体へと広まった

先輩の先輩が人脈が広くまた口が軽いらしくそれで広まっていったらしい

まぁ、当の本人、私たちと言えばそこまでは変わっていない

syp「A、そこ間違っとるで」

『え、どこですか、！？』

syp「ほんま手のかかる後輩やなぁ...ここやで、ここ」

『あ、ほんとだ』

私は相変わらずミスをするし、

先輩は相変わらず指摘をしてくれる

だけど、少し変わったこともある

それは、

syp「ん、ミスなし。バッチリやん。」

『わ！やった！』

syp「ん、ごほーび。」

(ちゅっ)

ミスしないで仕事ができたら

先輩からのキスがもらえること、

それと、

syp「A、こっち向きや」

『あ、はい、！』

syp「ん、」

休憩で煙草を吸う時、

シガーキスをしてくれるようになったこと

私は、先輩が大好きだからどっちも嬉しい

キスは毎日だってもらいたいくらい嬉しいし、

シガーキスは...うーん、毎回してもらってるからあれだけど、

だけど、ドキドキするから、嬉しい

私はまだ、苦い珈琲も飲めないし

あれから飲み会にも行けてないお子ちゃまだけど

だけど、先輩がいるから大丈夫！

先輩は、どこに居たって、何をしていても、

私を守ってくれる、ひとりにしないでいてくれる

『先輩、大好きです！』

syp「なんか、それ、子どもっぽ」

『あ、ひどい！ほんとに大好きなのに！』

syp「あー...俺も好きっすよ、愛してます」

子どもっぽいって、言われちゃうけど

だけど、もう私は過去のことを振り返らないから

先輩と前を向いて歩いてくから

だから、もう、大丈夫です！！！

子どもっぽいって言われたって！

ー作者話ー

どうも！喘息です！

この中編集、こんな感じで少し長い作品を詰めさせていただきます！

少しでも誰かが気に入ってくれるようなものが書けたらいいな、と思ってます！