嘘をついてもいい日なんて / syo × zm ページ28
【付き合ってません】【両片思い】【エープリールフール】
ーーー
syo視点
いつもよりもお洒落な服を着てお酒とおつまみ、新しいゲームカセットが入った袋を片手に慣れない道を歩く
連絡なしに来たんやけど、おるかなぁ...
目の前の家のインターホンに手を伸ばして
一回手を引っ込める
...緊張する...
やばい、一回落ち着いた方がええで、おれ、
大丈夫、今日はエープリールフールなんやから、
嘘って言うとったらどうとでもなるやろ、
そんなことを思いながらインターホンを押す
足音がして、暫くするとゆっくりと玄関のドアが開いて
中からゾムが顔を覗かせた
zm「あれ、シャオロンやん、こんな昼間からどないしたん？まだ14時やで？」
syo「あ、いや、...」
zm「？」
不思議そうに俺を見つめるゾムを見て言おうと思っていた言葉が引っ込む
やばい、どないしよ、
でも、今日しか、言えへんよ、俺、
今日しか、振られても、誤魔化せへんのやから
zm「シャオロン？」
syo「あ、あんな、ゾム」
zm「ん？」
syo「おれ、ゾムの事が、好き、なんや...！」
俯向きながら拳を握り締めてそう言うけど
ゾムからの返事は返ってこない
syo「な、なーんてな！今日エープリールフールやからちょっと言ってみたかってん！...あ、本当に言いたかったんは、ゲームせぇへんかなって、新しいの買ったんよ！」
zm「な、なな、なんや！ええで！一緒にやろうや！」
syo「酒もあるし、飽きたら一緒に飲もうや！」
zm「お、おん！...あ、上がってええで、！」
少し吃り気味のゾムの声を聞いて
出てきそうな涙を無理やり引っ込めて俺は家に上がった
zm「エープリールフールって、午前中しか嘘つけへんのやで、」
syo「...知っとるわ、そんなもん、」
小さく呟いたゾムの言葉に泣きながら呟いた声はきっと、
届いてなんていない
届いて、欲しかったな、
なんて、
zm「好きなんは、俺も一緒やで、」
syo「え、」
ーー作者話ーー
こういう感じの書きたかった...
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喘息ですっ★(プロフ) - 愛宮リリーさん» 拡散の件了解です。拡散させていただきます...！snniとgrniは近いうちに書かせてもらうね！リクエストありがとう (2023年2月18日 0時) (
レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
雪兎 - リィスカあああ？！ケーーキ？！フォークゥ？！好〜きッ！！(遺言が煩い) (2023年2月18日 0時) (レス) @page23 id: d89776f955 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - 喘息、突然だけど【https://uranai.nosv.org/u.php/novel/2805mi2/】この小説拡散してくれるかな…？それから私にsnniとgrniを恵んでくだs(((( (2023年2月17日 23時) (レス) id: 234445217d (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - 雪兎さん» 科学いいですよね〜！こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ (2023年2月16日 22時) (レス) @page22 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - 雪兎さん» 同感。 (2023年2月16日 20時) (レス) @page22 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
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