▽ ページ3
.
zm「なかなかに知らへんことが知れてええな!これ!」
な?A!と横で笑うゾムさんを見て頷く
ちなみに私の名前もステータスにバッチリ載っていたらしい
なにから何まで載ってるんだな?このステータス
ちなみに年齢は私の予想通り4歳らしい
4歳とか不便だな???
しかも身長!!!
ゾムさんと60cm以上の差があるんだよ?
ひっく!!!
低すぎて不便すぎる!
zm「にしても、こんなかわええのに捨て狼なぁ...」
『わっ、わわっ、!?』
急にゾムさんの膝の上に乗せられてびっくりしていると
ゾムさんが私の頭の上に顎を軽く乗せた
私は顎置きじゃないんだぞ!
と、心の中だけで言っておく
zm「よし!決めた!俺が拾ってあげるわ!」
『えっ!?』
zm「な!な!ええやろ?」
急に提案されてびっくりしていると
キラキラと目を輝かせたゾムさんが私の顔を覗き込んでくる
そんな目で見られたら...
zm「一緒に寝て、一緒にご飯食べて、一緒にお風呂はいって、一緒に毎日遊ぼうや!遊び相手欲しかってん!」
『う、うぅ...』
そこまで言われたら断れない...
いや、これで断れる人はいるのだろうか...
『わかりました...』
zm「やった!じゃ、じゃあ!今から家族も同然やから敬語外してや!」
『う、うん、』
グイグイと近づいてくるゾムさんに少しだけ引きながらもとりあえず敬語を外す
ゾムさんは嬉しそうに微笑みながら
服も買わへんと悪いし、好きな物も知らへんと悪いな、といろいろ言っている
正直言って可愛い
zm「あっ!色々する前にとりあえず城を紹介せぇへんとな!迷子になったら困るわ!」
スッと私のことを抱っこしたゾムさんは
そう言って座っていた木の幹に両足を置いた
ん?待って?なにするつもり?
zm「よう、しがみついとってな!」
『えっ、いあっ、えっ、!?』
ゾムさんの言われた通りしがみついていると
木の上に登って他の木へと飛び移り始めた
私の体を片手で抱っこして楽しそうに木の上を移動するゾムさんと裏腹に
私は死ぬまいと必死にゾムさんにしがみつく
しにたくない、しにたなくない、
まだしにたくないよ、!!!
zm「っと...ついたで!」
止まったとおもうとスッと両手で腕の上に座るように抱えられて
咄嗟にゾムさんの服を握りしめた
zm「そう怖がらへんでも大丈夫やって!落とさへんから!」
楽しそうに笑うゾムさんを見て
本当...?なんて疑ったのは内緒
1225人がお気に入り
「wrwrd」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
喘息ですっ★(プロフ) - ひめのんさん» そう言ってもらえてすごく嬉しいです...!こちらこそ、ありがとうございます! (2月7日 16時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ひめのん(プロフ) - いつも見ていて尊敬している作者様に参加してもらえるなんて…とても嬉しいです!!しかも一番好きな作品! (2月7日 14時) (レス) @page1 id: 8d3df44d1b (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - そこらへんの草さん» すごく好みだなんて...凄く嬉しいです!ありがとうございます!!!舐め回すのは...ちゃんと機器を消毒してばい菌がない状態でしましょうね、! (12月31日 0時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
そこらへんの草 - アッ!すごく好みですね!舐めまわしましょう! (12月31日 0時) (レス) @page27 id: a4eb208b67 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - 夕凪死苑さん» ほのぼのしてもらえて嬉しいです...!そう言ってもらえて嬉しい限りです!ありがとうございます!!! (9月16日 12時) (レス) id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ