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syo「それで、ここが各々の部屋がある所な？まぁ、ここはある程度距離感補正がかかっとるから、扉がある所から部屋に入れるで！」
『そうなんだね！』
syo「そ！それで、みんな扉の色が決まっとって、例えば、ゾムやったら黄緑、ショッピくんやったら紫、とか！」
色とりどりの扉が並んだ廊下でそんな話をする
いつか、全部覚えなきゃな、
どれが誰の部屋か分かんなかったら困っちゃうもん
『シャオちゃんの部屋の色は何色なの？』
syo「んー？逆に何色やと思う？当ててみて？」
『えー！』
意地悪っぽく、 にぃっと口角を上げて笑うシャオちゃん
これは、教えてくれそうにない...
でも、シャオちゃんの部屋、知っときたいし、
ここは、一か八か、シャオちゃんっぽい色を選ぶしかない！
黒、緑、赤、白、水色、青、黄色、
それから、藤色、桃色、黄緑、浅葱色、茶色、紫、橙...
『...黄色？』
syo「おっ！せいかーい！」
『やった！』
syo「一発でわかってくれるとこ、流石Aちゃんやな！」
わしゃわしゃって少し雑に撫でられて笑いが溢れる
如何してだろう、普段なら嬉しくないことのはずが
今は、物凄く嬉しい、楽しい、
どうしてだろう、
ガチャ
何処かの扉が開いた音がして
ふっ、と考え事から意識を逸らしてそっちを見てみる
白い扉から白い帽子を被った背の高い男の人が出てきていた
syo「あ！ひとらんやん！Aちゃん、あの人、ひとらんって言うんやで！」
『ひとらん、さん、？』
私がシャオちゃんの言う名前を鸚鵡返しすると
ひとらんさんが、こっちを向いて一瞬目を見開いたかと思うと、すぐ、帽子で顔を隠してしゃがみ込んでしまった
大丈夫、なのかな、？
体調悪いのかな、？
心配になって近づいてみる
『ひとらんさん、？大丈夫、ですか、？』
ht「ちょっと...あの、時間、ちょうだい、...まだ、心の準備、できてなくて、」
震えた声が聞こえてくる
心なしか、ひとらんさんの耳が赤い気もする、
心の準備って、なんなんだろう、
syo「恥ずかしがり屋やなぁ、Aちゃんの方が適応早いで！」
ht「っるさい、...急に好きな子と対面なんて冷静に適応できるわけないでしょ、！」
好きな子？
聞こえてきた言葉に思わず顔が赤くなる
私、好きな子って言われてる、
まだ、あって、声を聞いただけだけど不思議と嫌悪感はない
むしろ、何故だか安心を感じてしまっていた
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喘息ですっ★(プロフ) - ちょい。〜最近kpopはまり中〜さん» そう言ってもらえて嬉しいです...！ありがとうございます、！！！ (2月18日 21時) (
レス) @page14 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - あぁ泣きそうになってきた...唯一の心の拠り所の作品です。いつもこの作品を読むことで楽になります。ほんとにありがとうございます！ (2月18日 11時) (レス) @page22 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
黒無(プロフ) - こちらこそっ。いつも読ませていただいてます。ほんとありがとうございます！ (2月13日 21時) (レス) @page22 id: b5626f3054 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - 黒無さん» 泣かないでください...！いつもお疲れ様です...！！！読んでくださりありがとうございます！ (2月13日 20時) (レス) @page16 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
黒無(プロフ) - あぁ、あれ？涙が止まらないなぁ(泣)なんでだろ。 (2月13日 17時) (レス) @page9 id: b5626f3054 (このIDを非表示/違反報告)
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