崩れてく社畜生活 ページ6
.
??「Aさん、朝ですよ」
『ん...』
男の人の優しい声と体が少し揺すられる感覚で目の前が段々と明るくなってくる
朝...か、
身支度しなきゃ、
急いで会社に行かなきゃ、
今日も朝昼共にご飯抜きだな...
そこまで考えて私はいつも起きる時間よりも外が明るい事に気がついた
そして、飛び起きた
『いまっ、なんじですかっ、！？』
不思議そうに私を見ているミルク色の瞳をした男の人に時間を聞く
一瞬、この人は誰なんだろう、なんて考えたけど
そんなのはどうだっていい、後回しにしてもなんら問題ないだろう
ただ、今の時間を聞くことは後回しにしたら地獄を見る羽目になるのは考えなくてもわかった
??「ええっと、今は...7時30分ですけど...」
『7時30分！？！？やばいっ、遅刻、！！！どうしよう...！！怒られちゃう......』
怒られるだけじゃすまない、
きっと、殴られる...
いや、最悪の場合、クビ...！？
やめたいとは思ってたけど、クビは望んでない...！！！
『やばいやばいやばい、！！！スーツ、スーツどこ、！？』
??「ちょっと落ち着いてください、！」
『落ち着いてられないです、！！』
私を宥めようとする男の人にそう叫ぶように言って
とりあえずスーツを探す
...ない、
いつも、ここにかけてるのに...
え、？どこ、？
??「あかん、俺じゃ無理や...チーノくん頼むわ...」
ci「はいはーい！」
昨日聞いた、まだ慣れない声が聞こえて
それでも、妙に安心した私はその声の方を向いた
ci「おはようございます！よく眠れました？」
『よく眠れすぎましたよ、！！！おかげで遅刻です...』
ci「まぁ、ショッピのちょっと変な能力はそう言うもんだから仕方ないですよ！」
にこにこと良い笑顔を浮かべるエプロンを付けたチーノさんを見て泣きたくなる
よく寝れたけど、
失うものがでかすぎる...
『もうだめだ...わたし、もう、しぬしか...』
ci「えー？なんでですか？」
『だって...だってぇっ...』
えぐえぐと泣いていると
チーノさんが近づいてきて私の頭を撫でてくれる
ci「あ、言うの忘れとったけど、会社はもう行かなくて良いんですよ？」
『...えっ、？』
急に告げられた衝撃の事実に思わず声が漏れる
どう言う、こと、？
ci「あれ、昨日ショッピから聞いてないん？伝えるように言うとったんやけどなぁ...」
可笑しいなぁ、とでも言いたそうに
声を漏らすチーノさんを見たまんま私は暫く固まっていた
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喘息ですっ★(プロフ) - ちょい。〜最近kpopはまり中〜さん» そう言ってもらえて嬉しいです...！ありがとうございます、！！！ (2月18日 21時) (
レス) @page14 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
ちょい。〜最近kpopはまり中〜 - あぁ泣きそうになってきた...唯一の心の拠り所の作品です。いつもこの作品を読むことで楽になります。ほんとにありがとうございます！ (2月18日 11時) (レス) @page22 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
黒無(プロフ) - こちらこそっ。いつも読ませていただいてます。ほんとありがとうございます！ (2月13日 21時) (レス) @page22 id: b5626f3054 (このIDを非表示/違反報告)
喘息ですっ★(プロフ) - 黒無さん» 泣かないでください...！いつもお疲れ様です...！！！読んでくださりありがとうございます！ (2月13日 20時) (レス) @page16 id: 2d8eabd04b (このIDを非表示/違反報告)
黒無(プロフ) - あぁ、あれ？涙が止まらないなぁ(泣)なんでだろ。 (2月13日 17時) (レス) @page9 id: b5626f3054 (このIDを非表示/違反報告)
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