無口なあの子と事情聴取 ページ20
Aside
目暮警部や美和子先輩、松田先輩、捜一全員まで来て私を取り囲んだ
「神崎くん！ダメじゃないか自分のことを疎かにしては！」
「Aちゃん？一人で解決しようとして！危ないじゃない！あなたは人に頼ることを覚えなさい？私やみんなが助けるから」
「おい神崎、朝から変だと思ったらこんな目に遭ってたのか、
なんでも一人でこなせるヤツは居ねえんだからもっと頼れよ」
「僕たちの神崎さんを…あの犯人、徹底的にしめるぞ！」
「「「「「「「「「「「「おう！」」」」」」」」」」」」
慰めやお叱りを受けた
「生意気神崎、お前明日軽く事情聴取するから覚悟しとけよ」
それって軽くじゃなくない…？
「神崎ちゃん立てる？ヒール折れてるみたいだけど…」
そうだ私…ヒール折られて…立てないかも
首をフルフルと振って立てないと示す
もう靴脱いじゃおっかな
「ちょっとごめんね」
そう言って体育座りに近い状態の私の背中あたりと膝裏あたりに手を入れて、私を持ち上げた
…いわゆるお姫様抱っこ
『、ちょっと！何して…！』
「歩かせる訳にもいかないし、そこのマンションだよね？」
そういう問題じゃなくて！
男の人にこんなことされたら誰だってびっくりするし照れるし、体重気になっちゃう
待って、、まさかこのままエレベーターに乗る気？
誰にも会いませんように…
「神崎ちゃんの家は何階？」
『7です』
「オッケー！」
私をお姫様抱っこしながらも器用にボタンを押す萩原さん
幸い、7階まで誰も乗ってこなかったので安心
「ごめん、鍵あるかな？」
『これです』
鍵を開けて、玄関の靴を履くときに座るところに下ろしてくれた
改めて、だいぶヒール折れてるなあ…結構気に入ってたのに
「神崎ちゃん、もうこんな目に遭って欲しくないから、もっと俺を頼ってね。絶対力になる」
『はい…！』
先ほどよりも真面目な顔つきで言われる
「俺はまだ捜一の人と話すことがあるけど神崎ちゃんは明日ね。じゃあおやすみ」
『おやすみなさい』
ナチュラルに頭を撫でられたのは彼の作戦なのか否か
番外編 小さくなった萩原さん→←無口なあの子とヒーロー(途中で視点が変わります)
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ゆづ(プロフ) - まみこさん» ありがとうございます！応援してくださるのとっても嬉しいです！ (2022年8月27日 11時) (
レス) id: d3bdbca2fd (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！これからも応援してます！！ (2022年8月26日 16時) (レス) @page38 id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ(プロフ) - みるくここあ星人さん» そんな風に言っていただけて嬉しいです！萩原さん推しの方が楽しめる小説にできるように頑張ります！ (2022年8月13日 20時) (レス) id: d3bdbca2fd (このIDを非表示/違反報告)
みるくここあ星人 - 萩推しには最高と作品だ！頑張ってください！！ (2022年8月13日 9時) (レス) @page6 id: 1ef64bcd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆづ | 作成日時：2022年8月12日 19時
