善「兄が柱だしめちゃくちゃ美少女な件について」

弐拾参 ページ24

Aside




「…俺は善逸とお嫁さん達生きてると思いますし、炭治郎君たちは帰らない気しかしないです」




あのふたりの事だ、絶対善逸生きてるって分かってるしここで潔く帰るほどヤワじゃない



「だろうな、A、お前は2人についてやってくれ」



ここまで着いてきたのに戻ってよしと言われてしまった！



「わっかりました〜」



そう言って俺は炭治郎くん達のとこに戻ったらやっぱり作戦会議してた



「…だと思った」


俺がそう一言声をかけると



「あ!!女男!!」って言われた



…猪まじで美形な顔して失礼過ぎない！？！？



「女男じゃなくて鷹羽Aね」



「Aさん、Aさんは善逸を助けに行かなくていいんですか？」



と、炭治郎くんに聞かれる



「はぁ〜、あのねぇ君達が善逸が生きてるって分かってて、帰らないってことも分かってるよ。だから補佐として俺戻ってきたの」



俺がそう答えるとポカーンとした表情の2人



「ほら作戦決まったなら行くよ」



そして二手に別れる2人。俺は丁度中間らへんで見張りをしつつ善逸の音を探す



…炭治郎くんの方から戦闘の音がする。



「炭治郎くん!!」



俺がそう声を掛けると



花魁であっただろう女が鬼となっていた



「あら、貴方は柱っぽいわね。強そうだわ」



「…善逸は何処にやった」



俺がそう聞くと女は



「善逸？…もしかしてあの黄色い頭の醜いガキ？」



醜い？ん？



「…もういいや。鳥の呼吸 肆ノ型 烏合の舞」



流石は上弦(？)流石にそう簡単には通用しないか



炭治郎くんも応戦してくれる。ヒノカミ神楽連発してるけど大丈夫かな？









あ〜〜〜やっぱりだいぶ反動が凄いな。回復するまでは俺が足止めしないと



「鳥の呼吸 壱ノ型 鷹の鉤爪」



「貴方は結構速いのねｯ」



刃と帯がぶつかる音と共にふっと笑われながら女に言われる。



「…結構かぁ。これでも鬼殺隊の中じゃ1番速い自信あるんだけど。これならどうかな？」



鳥の呼吸 弐ノ型 隼斬り



俺が出せる中で1番最速の技。



「ｯ!!」



これには鬼も流石に着いていけないみたいで少し慌てていた



ただ痛みなく斬るなんて俺は慈悲深いことしたくないんでね



「かーらーのー？鳥の呼吸 参ノ型 燕返し」



「だよねぇそう簡単には死なねぇよなぁ」



後もう少しのとこで避けられた。から腕を切り落とす事は出来ても致命傷は与えられなかった



すぐ復活しやがるし鬱陶しいーーー!!

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