善「兄が柱だしめちゃくちゃ美少女な件について」

拾捌 ページ19

Aside




俺！無事復活！



休んでる時、しのぶに見舞いに来てくれた人に報告した方がいいですよ〜って言われたからとりあえず最初に実弥のところに行くことにした。



俺が実弥の屋敷でいつも通り入るぞーって言って勝手に入る。



玄関へ行くと実弥の走ってくる音がした



「A、バカ、お前」



泣きそうになってる実弥がいた



「心配かけてごめんね。あと、蝶屋敷まで運んでくれてありがとう」



そういい、ぎゅってした。



そしたらいつもみたいに剥がされなくて



「ったく心配かけてんじゃねェ、死んだらどうしようかと思ったじゃねェか」



と、ぎゅってし返してくれた



「ゔん」と泣きそうになりながら答えると



「お詫びに甘味処一緒に行きやがれェ」



慰め方が実弥らしいなぁ、落ち着くやい。



「勿論！俺が奢ったるわ！」



「あァ」



甘味処に行く約束をして実弥と別れた。



次はむいくんのとこに行こうと思う



したら俺が行く前にむいくんがきた。



「A！」



とぎゅーって抱きついてくる



可愛いなぁ。と俺もぎゅーってし返す



「…心配おかけしました」



「ほんとだよ。もうこれからずっと一緒に行動させたい」



！？5個下とは思えねえぜ、、、



「冗談はよせや〜」



と言うと



「本気だけど？」



って俺をじっと見つめられた。恥ずかしい。普通こう言うセリフって恋人とかに言われるものだろ…？



「…あ、このあと任務あるんだった。じゃあね！(あ〜〜Aが可愛すぎる。無理、嫁にしたい)」



と去っていった。



俺は顔の熱を急いで醒まし義勇さんの屋敷へと向かった




「義勇さーん」



と呼んだ。流石に実弥みたいに仲良い訳では無いから勝手に入ったら怒られそうだからね。




「…起きたのか」



と、中から義勇さんが出てきた。



「はい！見舞いに来てくれたみたいで、ご心配おかけしました！」



そう言うと義勇さんまた無言モードに。え。



「えっ、義勇さん…？」



俺があたふたしてると義勇さん抱き締められていた



うーん。今日はよく抱き締められるなぁ。




「ど、どどどうしたんですか！？」



「…心配した」



「は、はい…すいません」



「死んだらどうしようかと」



更に抱きしめられる力が強くなった



いだい…！ｸﾞﾌｯて呻き声をあげると



「す、すまない！…Aは俺の事嫌いか？」



「えっなんでですか？」

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