善「兄が柱だしめちゃくちゃ美少女な件について」

参拾参 ページ34

Aside



俺は禰豆子ちゃんに毒を消してもらったあと善逸のいる方へと向かった。



…瓦礫ジャンプしたら痛かった。




「善逸」



俺がそう声を掛けると



「兄ちゃん!!」




と、号泣し始めた




「兄ちゃん、聞いてくれよ〜〜起きたらさ俺こんなボロボロで体中痛いし足の骨が折れてるんだよ〜〜〜酷いよ〜〜」



ずっと寝てる方がいいんじゃないか？と思ったけどまあ可愛いからいいやってどうでよくなった



「…生きててよかった。善逸、カッコよかったよ。強くなったな」




俺が抱きしめてそう言うと善逸も更に泣きながらギュッと仕返してきた




「おれ、また兄ちゃんいなくなっちゃうかと思った、だんだん兄ちゃんの音小さくなってくし次こそは死んじゃうんじゃないかって、」




抱き締める力が強くなる。



「善逸、痛い。俺はここに居るから。これからも善逸の傍に居る。だから安心しろ」



そう言い、背中をよしよしすると落ち着いたのか



「あ、ごめん。約束だよ！？もう二度と俺から離れないでよね！」



と元気になった



「あぁ。約束だ」




「…じゃあ結婚し」



「それはしない」



「うぅー。兄ちゃんのけちいいぃぃ」



「生憎俺は同性の趣味はないんでね、俺なんかよりいい女の子見つけて嫁さんにしたれや」




まず同性の趣味あったとしても兄弟だから普通に無理だろ、と自分にツッコミを入れたくなったけど抑えた。




「俺はお嫁さんいなくても兄ちゃんいればいいんだけどなぁ。兄ちゃんが世界一可愛いし」



とにっこり笑顔でそう言う善逸




！？！？とんでもないこと言い出したよ




「しのぶに後で頭も見てもらった方がいいかもね」



と頭を軽く叩くと急に真剣な顔になって




「いや、本気だよ？」




と言われた。ちょっと男前になってんじゃねーかこの野郎。普通に女の子相手なら惚れられてるんじゃね？




「…寝ろ」




なんか恥ずかしかったので今度はチョップした。




「兄ちゃんの膝枕で寝れる〜〜幸せ〜〜」




変な顔でデレデレし始めた。




前言撤回。




「…やっぱずっと寝てた方がいいかも」






_____*


こんにちは〜、しろめしです。



戦闘シーンかくの難しすぎて心折れました。



やっと兄弟の絡みがかけた……(´；ω；｀)

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