あの無惨様とノリで一夜を過ごしてしまった件について。【鬼滅の刃】

昔話 ページ38

※ちょっとシリアス？な感じになります。


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妓夫太郎side



あれは確か、俺達兄妹が一緒に童磨さんに会社の勧誘をされた時から。

俺達が入社した頃からだから、鬼舞辻カンパニーと産屋敷カンパニーはあまり仲が宜しくない事も既に知っていた。





みんながお互いに敵視し合うから、俺も当然の事のようにそうしていた。


なぜ、こうなっているのかも知らずに。
…いや、知ろうともしなかった。



だが、妹は違った。




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堕姫『ねぇ、どうして産屋敷カンパニーはアタシ達を敵対視するの？』


童磨『んん〜、難しいなぁ。俺にもよくわからないんだけどねぇ……』


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餓鬼のように素直な妹はある日、童磨さんに聞いてしまった。
俺は、そういうものだからライバルなのは当然だと思っていた。




だけど、話を聞くと違ったんだ。
童磨さんは、う〜んと唸りながらも話し始めた。





童磨「2人も知ってる通り、我が社と産屋敷カンパニーはこの街でも数少ない精鋭の大会社なんだ。
そして、いつもこの2つが争うように売上げをどんどん更新していった。


すると、だんだんお互いにライバル意識を持つようになったんだ。あ、でも最初はね、負けないぞー！みたいな感じで、別に今ほど関係が悪かった訳では無いんだけど…







事件が起きた。
名誉なことに、ある日お偉いさんとの会合にこの2つの会社が招待されたんだよ。
こんな機会なかなかないから、街の他の会社のみんなは俺達を羨ましがった。そして、いつしか…醜い嫉妬になった。




すると、街の他の小さい会社達はみんなで1つになってこの2つの会社を潰そうとしたんだ。だけど、大会社だからそう簡単にはいかないだろう？だから…お互いにライバル意識を持っていた事を"利用"したんだ。」








そこまで聞いて、俺は衝撃を受けた。
元は、今の状況ではなかったんだ。俺は、当たり前のように受け入れてしまっていた。




真剣な、少し悲しそうな顔で話す童磨さんは、ハァとため息をついた。



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続きます↓
読みづらくてすみません…汗

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