ねぇこっち向いて 10 ページ11
夜になった。
私は鬼に気づかれないよう刀を隠した。
煉獄さんは近くの影に隠れているみたい。
にしても…
『やべえ月めちゃくちゃ綺麗やんけ』←
すごく綺麗な月だった。
はー、、無一郎くんに会いたいな、なんて思ったりしてた時。
「お姉さん可愛いね、鬼殺隊でしょ?」
『はい?』
全然気づかなかったけど、後ろから声をかけられた。
しかも、鬼殺隊でしょって。
振り向くと、そこには…
『上弦の…弐…!?』
「あ、知ってくれてる!」
けらけらと笑う、上弦の弐と刻まれた瞳の鬼がいた。
落ち着け。
とりあえず吃驚しただけだから、呼吸で落ち着かせる。
『…蕾の呼吸 壱ノ型 満開花降らし』
背中に隠してあった刀をすっと抜き、攻撃を仕掛ける。
でもいとも簡単に避けられてしまった。
「おっと、急に吃驚したよ〜!君柱だね?」
そのうえ余裕そうな顔して、木の上からニコニコ見つめてくる。
『な、なんなのちょっとムカつくな!!!』←
童磨「俺は上弦の弐の童磨。君みたいな可愛くて積極的な子、好きだぜ?」
『なっ…!?』
さっきまで木の上にいたはずの上弦の弐が瞬きひとつの間に気づけば私の手を取っていた。
やばい、_______
煉獄「炎の呼吸 壱ノ型 不知火」
童磨「わお!また別の柱だね?」
私の目の前を見覚えのある羽織が通った。
『…っ!?煉獄さんっ』
煉獄さんが来てくれた。
煉獄「A!!無事か!?」
『はいっ!!なんとか大丈夫です!』
煉獄さんが来てくれた(2回目)
あ、合同任務か((
煉獄さんが間に入ってきてくれたおかげで取られていた手が離れた。
すると、童磨とやらっていう鬼が頬杖をついて言った。
童磨「ん〜、さすがに俺も柱2人を相手にするほど馬鹿じゃないから、今日はもう帰るね!」
…はあ??
逃げんのかおらおら←
煉獄「待て、逃げる気か!!」
そう煉獄さんがクソデカボイスで叫ぶと、振り向きざまに童磨が、
童磨「Aちゃん、って言ったかな。俺君のこと気に入ったから、また来るよ♪」
そう言って私にウインクを飛ばすと、琵琶の音がどこからか鳴って消えていった。
『なんなんだあいつ!!』←
_____________
そしてその後炎柱は、少し青ざめた顔をしてこういった。
煉獄「上弦の弐にAが狙われたなど知ったら……俺の身が危険だ…」
きっと霞柱の事を思い浮かべたのだろう。
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ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» ありがとうございます!!!!!泣 宜しくお願い致します!!!!! (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» おめでとうございますっ!!!もちのろんで、応援させていただきますっ!! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» でも応援してくださったおかげで続編まで続けることができました!!これからも宜しくお願い致します!!^^* (2020年3月30日 21時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» いえいえ、そんな!なんかよかったです!ありますよねwwwこんがらがったりしますよね、本当に! (2020年3月27日 13時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!なんだかありがとうございます!!モチベ上がりました(照)でも私も何書いてんだ?って思うことありますw (2020年3月27日 12時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむちゃ | 作成日時:2020年2月29日 23時