ねぇこっち向いて 08 ページ9
無一郎side
やっぱりあの簪、Aに似合ってたな。
薄水色で、青い薔薇の飾りのついたやつ。
さっきAに渡してきたんだけど、僕の予想通りだった。
本当に、似合っていた。
やばい、思い出すだけで口角が緩みそうだ。
早く宇髄さんに報告しに行かなきゃ←
そう思って宇髄さんの屋敷を訪ねる。
宇髄「よぉ時透か。…またどうした、派手にニヤけた顔しやがって。」
頭をかきながら宇髄さんは心底面倒くさそうな顔をする。
派手にニヤけた顔ってどんな顔なんだろうな
無一郎「宇·髄·さ·ん·聞·い·て·よ·!!」
宇髄「おうおう聞いてる聞いてる。」
Aに似合いそうな簪を奮発して買ったこと、渡しに行ったら僕の名前をでかい声で叫んでいたこと、簪をもらって喜んでくれたこと、つけてあげたら本当に似合っていたこと…
とにかく話した。…宇髄さんの枕を抱きしめながら。(潰しながら)
宇髄「お、派手にやるじゃねえか!いい成長だ、褒めてやる!だから俺の枕を潰すな」
ん?遠くの方で宇髄さん何か言ってるけど頭の中はAでいっぱいすぎて何言ってるか分からない。
無一郎「いやぁああもう早く僕のモノにしたい。好き大好き。誰にも触れられたくない閉じ込めたい監ピーーーしたいよおお宇髄さん!!!!!」
Aの前じゃ死んでも言えないようなことが宇髄さんの前ではぽんぽん出てくる。
Aに聞かれたらもう終わりだわ、僕。
なんて思いながら顔を枕に押し付けてうわぁああと絶叫する。
と、宇髄さんがなんか言っている。
宇髄「いやお前のモンにすんのは勝手だが…いやむしろ早くしろって言いたいとこだ、うん。だがピーーー禁はやめとけ!?」
…割と真面目に止められた。ピーーー。
無一郎「えぇ、でも監ピーーしたらAは僕だけのモノだし、誰にも触れられずに済むし、僕だけを見てればいいんだよ?」
なんてにこって微笑みながら宇髄さんに言うと、ちょっと宇髄さんの顔が青ざめた。
なんでかな〜
この考えおかしいのかな〜
宇髄「…お前、可愛い顔して黒いな。あーこわいこわい」
なんて身震いしてる宇髄さん。
はは、変な宇髄さん
宇髄(Aも派手に苦労するな…)
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ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» ありがとうございます!!!!!泣 宜しくお願い致します!!!!! (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» おめでとうございますっ!!!もちのろんで、応援させていただきますっ!! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» でも応援してくださったおかげで続編まで続けることができました!!これからも宜しくお願い致します!!^^* (2020年3月30日 21時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» いえいえ、そんな!なんかよかったです!ありますよねwwwこんがらがったりしますよね、本当に! (2020年3月27日 13時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!なんだかありがとうございます!!モチベ上がりました(照)でも私も何書いてんだ?って思うことありますw (2020年3月27日 12時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽむちゃ | 作成日時:2020年2月29日 23時