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ねぇこっち向いて 03 ページ4

無一郎side


蜜璃「もう、そんなに好きなら早く告白しちゃえばいいのに〜」



と、もぐもぐと桜餅を頬張りながら答える甘露寺さん。
今食べ終わった桜餅でちょうど50個だ。



無一郎「はあ、でもそっけなくしちゃう…」



そう僕は言って、お茶をすする。



今日は非番だから甘露寺さんと甘味処に来てる。
あ、もちろん伊黒さんには許可とったよ?
甘露寺さんにAの事について相談に乗ってもらってるところで。
と言うより前半はAの可愛いところとか好きなところとかお互いに言い合って共感してただけなんだけどね。




蜜璃「まあ、でもAちゃんも無一郎くんのことが好きなんだとは思うわよ?」



だってあの無一郎くんの事を見る目!恋してるわ…こっちまでキュンキュンするわ…
と夢を見るような顔で言う甘露寺さん。




無一郎「じゃあ、他のやつに取られる心配することはないね」



蜜璃「え、んと違くて、ね、、」



そうだよ、Aは僕が好きなんだ。
だから僕以外のやつのとこになんていかない。
僕のことが好きなのは誰だって分かるよ、だから僕だけのものだ。





蜜璃(私が言いたかったのは、だから自信を持って告白して大丈夫よってことだったんだけど…)




なんて話していると、




蜜璃「あら?あれはAちゃんじゃない!!」



甘味処の入口で手を合わせてるAを甘露寺さんが見つけた。
なにしてるのかな、あんな所で。
あー、可愛いな。



甘露寺さんがAを手招きして呼ぶ。
そして、僕にまるでチャンスよ!!とでも言うようにキラキラした目を向けてきた。


『やばい蜜璃ちゃん今日も可愛い可愛すぎるやばいぞこれは(こんにちは蜜璃ちゃん!!)』



いやいや、心の声と逆になってるよ



無一郎「A、心の声と逆になってるよ。それと僕にはなんも無いわけ?」



あーあ、またツンツンした態度とっちゃった。
ちょっと後悔したのも束の間。



『あの、その…無一郎くん今日もかっこいいね!!』






…はい?
突然のAの言葉にフリーズする。
かっこいい、ね?
僕はただひたすらに真っ赤に染まりそうな顔を呼吸で抑えた。



『…あ、ごめん!!やっぱ、忘れて!!』



やっと自分の言った言葉の意味を理解したのか、フリーズした僕を置いて、足早に甘味処を出ていくA。



あんなの、反則すぎるでしょ。

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ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» ありがとうございます!!!!!泣 宜しくお願い致します!!!!! (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» おめでとうございますっ!!!もちのろんで、応援させていただきますっ!! (2020年3月30日 21時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» でも応援してくださったおかげで続編まで続けることができました!!これからも宜しくお願い致します!!^^* (2020年3月30日 21時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
善子(プロフ) - ぽむちゃさん» いえいえ、そんな!なんかよかったです!ありますよねwwwこんがらがったりしますよね、本当に! (2020年3月27日 13時) (レス) id: 074be6e66a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 善子さん» 全然大丈夫ですよ!なんだかありがとうございます!!モチベ上がりました(照)でも私も何書いてんだ?って思うことありますw (2020年3月27日 12時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽむちゃ | 作成日時:2020年2月29日 23時

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