【鬼滅の刃】忘れられたい彼女と忘れられない彼。

Episode 18 ページ19

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そして始まったクラス対抗リレー。




威勢のいいピストルの音と共に一斉に駆け出す。






今までの競技でなら、みんなの事応援したりするのにさっきの善逸の言葉が頭から離れなくて集中できない。






_____あのさ、もし俺がこのリレーで1位とったら……………






いや、まさかまさか!
付き合う?それは好きな子に言うセリフだぞっ☆





…善逸は私のことが好き?
いやいや〜!!





そんな考えの繰り返しをしていると、




炭治郎「Aっっ!!」




炭治郎がもうすぐそこに。
私はバトンを受け取る準備をして少し走り始めた。






そして自慢の走りで、炭治郎が作ってくれた他クラスとの差をどんどん広げていく。
そして、もう善逸は目の前。





『善逸っっ、!!』




パシッと、まるで任せろとでも言うように善逸はバトンを受け取り走り出す。




普段の善逸からは感じられない男らしさやら何やらを感じて少しだけドキッとしてしまった。





そして善逸はもうゴールテープの目の前____





(これなら、1位狙えそう…!!)




そう思った瞬間だった。





『…あれ?』





もし1位とったら…





善逸と付き合うって話になってた。





でもその瞬間に、なぜか、





時透くんの顔が頭に浮かんだ。

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