Episode 13 ページ14
善逸side
体育祭まで残り3日になった。
相変わらず、時透くんは毎日Aちゃんに会いに来ている。
Aちゃんに再会できた時から、日に日にAちゃんへの好きが募っていくのに…
そんな俺の気持ちとは真逆に、どんどん俺からAちゃんが離れてっちゃう気がして。
善逸「だぁああああああああっ!!!!!」
遂には授業サボって屋上で発狂し始めてしまった。←
あー、くそ。なんだよ、もう。
と、ばさっと屋上の床に寝転ぶと
「おい、何してんだサボりか?」
善逸「はっ!!宇髄先生!!!」
よぉ、と俺の頭上にド派手な宇髄先生の顔が。
もうこの際話してしまえ。
_______________
宇髄「まあ要するにお前は嫉妬してんだな、うん。」
ふんふん、と首を縦に振りながらそう言う宇髄先生。
善逸「え、そんなハッキリ言わなくてもいいよね!?!?分かってるけど実際言われるとなんか恥ずかしいしぃいい?!」
授業なんてそっちのけで大声で叫ぶ。
そんな嫉妬してるなんて、分かってたけどさ…。
善逸「でも、前世恋仲だったんですよ?しかも今世では時透くんは全部覚えてるし、」
はあ〜勝てないわ、と深いため息をついてると宇髄先生はまるで何言ってんだお前、とでも言うような顔をしてこう言った。
宇髄「いやお前阿呆か。肝心のAが何も覚えてねぇんだからまだ何とかなるだろ。そうすぐ男が諦めちゃなんねぇよ馬鹿野郎。」
善逸「…へ?」
最初はどういう意味か分からなかった。
だけど確かに、言われてみればそうだ。
恋仲だったのはあくまで前世の話であって、今世はまだそこまでいっていない。
善逸「そっか、そうだよ!!!先生ありがとう!!」
まだ大丈夫だ、いける。
諦めるな我妻善逸!!
宇髄「てかもう告ればいいんじゃねぇの?笑」
体育祭のリレーとか1位獲ってさ、ハチマキでも頭に巻いてやって告白したらいいんじゃね、と宇髄先生は言った。
善逸「それ俺も考えてたんですけど!!」
宇髄「じゃあ絶対やれよな笑 あ、そろそろだ。じゃ、俺行くわ〜」
じゃあな、と手を振って宇髄先生は屋上から出ていく。
よし、やればできるぞ俺は。
そう心に決めると、授業終わりのチャイムが鳴った。
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麗夢 - はじめまして！お話一気読みさせていただきました！！このお話は更新停止なのでしょうか？続き楽しみに待ってます。 (2020年5月8日 15時) (
レス) id: 0c4abe2101 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 早苗さん» ええええ本当ですか笑笑 吹いていただいてありがとうございます(？)頑張ります！コメントありがとうございます！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
早苗 - 無一郎の「無限の可能性を見つけに行くんだ」ってところで有一郎と同じく飲んでたお茶吹いたWWW (2020年4月18日 19時) (レス) id: 947ced386b (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - いちごみるく。さん» 童磨さん結構好きなんですよね笑 コメントありがとうございます!! (2020年3月31日 23時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむちゃ(プロフ) - 麗夢さん» 初めてまして！コメントありがとうございます!!えええ嬉しいお言葉ありがとうございます!!頑張ります!! (2020年3月31日 23時) (レス) id: 9fc3d07e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむちゃ | 作成日時：2020年2月19日 13時
