【鬼滅の刃】十二鬼月だって、恋をする。

ねえ好きになったよ ページ2

童磨side



新しく上弦の零として、Aちゃんが入ってから1週間。
一気に鬼たちの雰囲気が変わったみたいだ。
それはもちろん、十二鬼月である俺達もだ。
すごく明るくなって、Aちゃんに会った日は沢山人を食える。




童磨「Aちゃあ〜ん!!いる?入っていい?」



Aちゃんはあのお方のお気に入りだ。
だから基本無限城にいる。
そしてすごく大きな部屋がある。



『あっ童磨!いいよいいよ〜入って!!』



そう言って可愛らしい笑顔で俺を迎えてくれる。
ああ、可愛いな



童磨「お邪魔しま〜…す?」



可愛いAちゃんの後を着いていくと、誰かの他の鬼がいた。








黒死牟「童磨か……」




まさかの黒死牟殿登場。



童磨「いやあ〜奇遇ですね!どうしてここに?」



なんて適当に言いながら、黒死牟殿の隣に座る。
そんなニコニコしてたくもないけどね。
本当は…





せっかくAちゃんと2人で過ごせると思ったのに。
なんでいるんだよ、




ってなんかモヤモヤしてる俺!
なんなんだろこの気持ち。




『今美味しいお菓子持ってくるから2人とも待っててね!!!』




ﾄﾀﾄﾀﾄﾀ…









沈黙が流れる。
そして、先に口を開いたのは黒死牟殿だった。



黒死牟「童磨、お前は……Aを好いているのか……?」



童磨「はい?」



何を言うと思えば、そんな事か。




童磨「もちろんですよ?誰にも渡したくない。たとえそれが、貴方であっても、ね?」




そう言ってニヤッと笑うと黒死牟殿は一瞬6つの目を見開いた。




黒死牟「そうか………実は私もだ……」




童磨「そうなんですね〜…………え?」




今なんて言った?
実は私もだ、っていうことは…





なるほどね、でも俺本気だよ。
今まで沢山の女の子に会って来たけど、どの女の子もやっぱり違うなって思ったから食った。
こんな遊んできた俺だけど、Aちゃんだけビビッと来たんだよね〜






童磨「そうなんですね、じゃあ、ライバルですね!」




黒死牟「嗚呼……」





俺負けないよ

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