【鬼滅の刃】十二鬼月だって、恋をする。

鬼の始祖、失神 ページ18

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『鳴女ちゃん、ちょっと無惨様のとこまで飛ばしてくれない？』


鳴女「承知致しました」





鳴女ちゃんに飛ばしてもらうと、無惨様はまるで予測していたかのような表情で立っていた。
…あれ？なんで黒死牟さんがいるんだろ!!





無惨「はァ……呼んでいないのに私の愛する人が自ら来てくれることがこんなにも幸せなことだとは。」



『ぐえっ…無惨様、くるしいィイ…』(デジャヴ)






黒死牟(……無惨様……大変羨ましい……)






はい、本日2度目の無惨様からの熱いハグ。
しかも何とも色気のない声なんだろうか。



……じゃなくてね。



『無惨様無惨様!!私も、みんなみたいに鬼狩りの柱と戦いたいです!!』




そう！これが言いたかったんだ!!!!

そう言って無惨様を見上げると、なぜかすごく難しい顔をしていた。




『む、無惨様……?!』


無惨「………鬼狩り、か。」









ﾊﾞﾀﾝｯ




『………え、』








そう言ったかと思えば、無惨様はなぜか倒れてしまいました。
え、なんで？

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