くいずのっく、たんぺん。

惚れた弱み k.tr ページ4

川上さんと恋人です。川上さんside
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『私、やせる！！』
「は？」

愛しの彼女からのいきなりの爆弾発言。そもそもAそんなに太ってへんと思うんやけど。

「んで、何すんの？」
思わず冷たい言い方になってしまう。愛情表現が苦手なんAもよう知ってくれとるしな。

『んとね、ご飯少なくして、オフィスまで歩いてくる！！』
「……はぁ。」

オフィスまで歩いてくるのはまだええとして、ご飯減らすって何事や。ただでさえA少食やのに。これ以上減らしたら多分、やばい。

「あのな、」
目の前で仁王立ちしてるAを姫抱きにする。軽っ。

「こんなの余裕やで。A普通に痩せとるからな。…それに、俺は、いつものAの方が、すき。」
言うてて照れるわ。

『うーー、ずるい。私も拓朗すき。』
そう言って俺に抱きつくA。可愛すぎるやろ。

『あのね、前撮った拓朗との写真見てて、ちょっとでも拓朗に相応しくなれるように痩せようかなーなんて』

ほんま何なん？可愛すぎる。

「俺は、どんなAもすきやから。でもな、自分の身体は大切にしいや。」

『ん。わかった。じゃあ歩くのと、間食やめる』
「それくらいならええんとちゃう」

……痩せることはやめんのやね。まあ、健康的な方向に向かうならええんやけど。
唯一見えるAの耳が真っ赤に染まっていた。


「惚れた弱み、やな。」









後日、Aがダイエットを決意した事が伊沢さんの耳に入り、Aにめちゃめちゃ間食を勧めてくるようになるのはまだ誰も知らない。
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初のQKメンバーside！いかがでしょうか？
作者、東北人なので関西弁が怪しいのですが、お気づきの点ご指導頂けると嬉しいです！

タイトルにメンバーのイニシャルを入れてたのですが、川上さんと河村さん区別出来ないことに気が付きまして(今更)。川上さんはk.tr、河村さんはk.tyと表記しようと思います！

P組会議 k.ty→←編集長生誕祭 i.t

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