くいずのっく、たんぺん。

おたがいさま y.y ＊ ページ13

山本さんと付き合ってます。そして山本さん病んでます。(捏造)
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【山本さんside】
Aのスマホが鳴った。
通知を見て顔を綻ばすA。

「……今、Aは誰といるの？」
Aに後ろから抱きつきながら問う。
『んー？ちょっと待って』

「Aは僕よりスマホの方が好きなの？」
『そうじゃないって……！連絡は友達からだし、あんまり会えてない人だから……』
「その人と僕、どっちが大事？」

こんなこと聞くなんて馬鹿げてる。わかってるけど不安なんだ。

『祥彰くんに決まってるじゃん。』
「じゃあ僕といる時にはスマホなんて触らないで。こっち見てよ。」
『ごめんね。不安にさせちゃったね。』
正面から抱きしめられて頭を撫でられる。不甲斐ないけど、涙が止まらない。

「ごめん……ごめんね……自分でもおかしいって分かってるんだよ…でもAが好きだから…お願いだから捨てないで……嫌いにならないで……」

『うん。うん。分かってるよ。私も祥彰くんが大好きだから大丈夫。嫌いになんかならないよ。』

Aは僕が泣き止むまで抱きしめてくれていた。

【Aside】

泣き疲れたのか私の腕の中で眠ってしまった祥彰くん。

そっと左の袖を捲る。

夥しい数の傷跡が目に入る。比較的新しいものもあった。

私のせいでこんなに悩ませてしまったのかと思うと胸が押しつぶされそうになる。







自分の左腕を見て思わず呟く。


『……ふふふ……おそろいだね。』


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作者自身病んでるので書きやすい所が多々ありました。笑笑
如何でしたでしょうか？
最近ようやく回復しつつありますので書ける時に沢山書いていこうと思います！！

終わり ログインすれば
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