14 トモダチ神経衰弱 ページ14
「おっ。月島おかえりー。」
誰かの言葉通り、優雅に紅茶を飲みながら日向が言った。
「チビのくせに紅茶は飲めるんだね。」
「うっせーな！俺だって紅茶くらい飲めますぅー！」
「ごめん、正直俺も日向が紅茶飲めるとは思わなかった…。」
「山口まで！！！」
「で、何のカードめくったんだ月島。」
意外にもゲーム路線に話を戻したのは影山だった。
「何？そんなに気になるの？」
「いいから早く言えよ。」
怒り口調で影山が突っかかる。
だが月島は人を小馬鹿にする笑みでこう言った。
「あはは。そんなの言う訳ないジャーン。
だってこの中にこのゲームに申し込んだ奴がいるんだよ？
そんな奴はこのゲームを利用してお金が欲しいだけでしょ？
そんなただの金の亡者にとってプラスになる情報なんて言う訳ないジャーン？」
…誰も何も言えなかった。
そんなこと、月島以外考えようともしなかったから。
「それで、次は誰が行くの？」
月島が不気味な笑みのままみんなに問う。
「…俺が行く！」
そう勢いよく手を挙げたのは日向だった。
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zeneigbkama(プロフ) - RI-SAさん» ありがとうございます！更新は不定期ですが、頑張ります！ (2018年5月1日 22時) (
レス) id: acc0dd272f (このIDを非表示/違反報告)
RI-SA(プロフ) - うっひょぁぁ面白そうですねぇこれは・・・ﾌﾌﾌ 更新頑張ってくださいませﾌﾌﾌ (2018年4月30日 21時) (レス) id: 2299559bbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイカ | 作成日時：2018年4月5日 22時
