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朝練を終えた日向翔陽は、大量の荷物を抱えながら教室へ向かっていた。
土間で上履きに履き替えようと、重い荷物を降ろして靴ロッカーを開ける。
右手で上履きをひょいと出すのと同時に、一通の薄桃色の封筒がすとんと日向の足元に落ちた。
「……なんだこれ」
日向はすぐ拾い上げた。
周りに人がいれば、「それラブレターなんじゃね？」と茶化されるだろうが、登校時刻に間に合うかギリギリの時間だ。
そんな人はいない。
故に彼の中にこの手紙がラブレターだという選択肢はなかった。
日向はその場で破って封を開けた。
中には厚めの紙が一枚、綺麗に折り畳まれていた。
上履きを履くのも忘れて日向はその紙を見た。
、
、
数秒後、彼は何がなんだか理解できないような顔をして紙を封筒に戻し、
その封筒を鞄に無造作に押し込んでから重い荷物を再び持ち上げて教室へと向かった。
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zeneigbkama(プロフ) - RI-SAさん» ありがとうございます！更新は不定期ですが、頑張ります！ (2018年5月1日 22時) (
レス) id: acc0dd272f (このIDを非表示/違反報告)
RI-SA(プロフ) - うっひょぁぁ面白そうですねぇこれは・・・ﾌﾌﾌ 更新頑張ってくださいませﾌﾌﾌ (2018年4月30日 21時) (レス) id: 2299559bbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スイカ | 作成日時：2018年4月5日 22時
