【刀剣乱舞】弓矢女士、参ります

出会い/４ ページ7

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「何をやっているですか？」

そう言って部屋の奥から、モフモフの髪の毛の男の人がやってきた。
彼は寝ぐせか耳か分からないが、髪の毛が二か所はねている。


「ああ、小狐か」


いや、小さくないだろ。
思わずそうツッコんでしまったが、どう考えても大きい。
私のお父さんより全然大きい。


「はじめまして、Aっていいます！こっちはちゅるまるです」


今度はデカいのに驚いたのか、私の着物を掴みながら涙目で震えてる鶴丸を前に出す。


「あ、あにぇうえはわたさないからな！」


パニックになっているのか泣きながら鶴丸はそう言った。


「わたしもちゅりゅまるはあげないからね！」


私も小狐さんに向かってそう言った。いくらかわいいからって、絶対にやらんぞ。
……お願いだ小狐さん。その何言ってるんだお前らという顔止めてくれ。


「私は小狐丸です……そこの三日月の……兄？に当たります」


どうやら小狐さんは三日月さんの兄だったようだ。はてなマークは気にしちゃだめだ。


「ガッハハッ、今日は騒がしいな！」


「どうしたんだい？」


奥からもう二人男の人がやってくる。あ、待って……小狐さんよりでかい。
隣の鶴丸をそっと見ると……

固まってた。

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