もう一度会いたい・・・～守りたいもの～ Part１【絶鬼】 (ページ7)

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６　絶鬼Side ページ7

そう聞いてきたAに僕は

絶「う～ん。まだ考え中？」

と、嘘をついた。本当はもう、どうするか決まっているんだけどAを危険なめにはあわせたくないからね。

貴「そっか！じゃあ、決まったら教えてね？」
絶「わかった」

ん？この妖気・・・妖狐か。クスッ・・いい曲を思いついたよ。僕はトイレに行くと言ってAを置いて妖狐の方へと向かった。

・・・どうやら話し中みたいだね。鵺野がいなくなった後にでもするか。少しすると鵺野が家庭科室から出て行った。僕はそれから、家庭科室へと足を踏み入れた。

玉藻Side

ふとっカーテンが風に煽られたと思いきや、見たこともない青年が現れた。

玉「・・・君は？」
絶「はじめまして。焦熱地獄から転入した・・・絶鬼です。鵺野鳴介の左手に封じられた鬼の・・・弟です」
玉「フ。フフフッ・・・何を言ってるんだ？」

私がそういうと絶鬼は、かすかに笑みを浮かべながら信じられないことを言った。

絶「玉藻先生、人間ごっこ楽しい？」
玉「？！」
絶「妖狐玉藻が人間に感謝されてる姿・・・みっともなかったなぁ～」

そう言った、絶鬼は私の肩に手を置いただけなのにすごい妖力を感じる。こいつは・・・強いそう直感でわかる。

絶「君の目的はそんなことじゃないはずだよ」
い「ちょっと、少年さっきから何？その口の利き方は！」

いずながそう言うと絶鬼の目が青く光った。それと同時に私の肩に置いてあった手により私は冷蔵庫に叩き付けられた。

玉「うっ！！！あっ！」

いずなはというと、勝手に体をうごかされ、机の上に張り付けられた。それは、一瞬の事でいずなの足や腕、首にどこから出てきたのか青い手がつかまった。

い「何なのこれ？！ちょ・・・やめっ！」
絶「君も好きなはずだよ？人間がもがき苦しむあの声が」
玉「あ・・・」
い「玉藻・・・先生・・・」

止めてくれ・・・お願いだ！

絶「忘れてたんじゃない？本当の美しさは悪の花にこそ宿るってこと・・・」
玉「うっ・・・」
い「何が悪の花だ・・・！咲かせてやるよ！恋の花！！！ラブファイヤー！」

そう叫んだいずなから赤い炎が噴き出した。前にも見たことがあったやつだ。

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コメント等ありがとうございます！とっても嬉しいです！
予定では、この小説は長編にする予定です！
どうか、生暖かい目で見てやって下さい！