もう一度会いたい・・・～守りたいもの～ Part１【絶鬼】 (ページ5)

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私の隣で楽しそうな¨ふり¨をした絶鬼が皆の妖怪話を聞いていた
絶鬼は私の方を向いて何か口パクで言ってるけど私には分からなくて頭の上に？マークを浮かべていると、また絶鬼が口パクで喋った

絶『見てて』

今のは私にも分かったので一応頷いた
すると絶鬼は笑った後、絶鬼の目が青く光った
あぁ、これ知ってる！最初、会ったときに見たやつだ・・・私が昔の事を思い出していた時に後ろから呻き声が聞こえた

広「ウアッ！！！！」
秀「どうした？ひろ・・・・うっ！！」
郷「・・・うっ！うぁっ！！」
美「え？だ、大丈夫？！」

倒れた３人は徐々に青鬼と化した

女子生徒「キャァァァッ！！！！」
絶「まこと君！青鬼だ！！」
法「ぬ・・・ぬ～べ～を早くっ！」
青鬼になってしまった生徒「うあぁぁっ！」
ま「っ！今、ぬ～べ～を呼んで来る！」

おぉ～！久しぶりに見たなこれ…って、ちょっとまったぁ！
なんで絶鬼は皆を…私がそう考えている間にも次々と青鬼に変わっていく皆・・・
ちょっとこれはやり過ぎじゃないの？そう思って絶鬼の方に向かおうとしたら・・・

美「Aっ！後ろ！！！」
貴「へ・・・？」

私の後ろには青鬼と化した郷子がいて今にも襲いかかろうとしていた
ヤバッ！間に合わない！！そう思った直後私の体に衝撃がはしった
あ～ぁ。せっかく絶鬼に会えたのにな・・・ここで終わりか・・・

絶「A？！！大丈夫？」
貴「え？」

あれ？私・・・青鬼になった郷子に襲われたんじゃ・・・あれでも私どこも怪我してない！
それに今の体制でなんとなく察した
だって絶鬼が私の上に馬上のりしてるんだもん！
私を助けようとしたときにたまたま、こんな体制になってしまったんだろうけどね・・・

貴「あ、ありがとう。でも！絶鬼！どいて！////」
絶「あ・・・分った。此処は危ないから廊下に出よう」
貴「う、うん！」

ちょっと言い過ぎたかなとも思ったけど、どうやら大丈夫みたいだ
他の生徒も急いで廊下に出た

勉「閉めて！閉めて！早く閉めて！！」

皆が扉が開かないように扉を押さえる

克「なんだよこれ！お前ら、どうしちゃったんだよ？！！」
美「やめて郷子！目を覚ましてっ！！！」

あぁ～皆ゴメン！
助けてあげたいけど、助けたら絶鬼怒っちゃうもんな～それに多分絶鬼は覇鬼が本当にいるのか確認したいだけだろうしね
絶鬼の方を見るとニコニコ笑っていた
まぁ、妖怪って人間の恐怖した顔が好きなんだっもんね～私には解らないけど(汗)