もう一度会いたい・・・～守りたいもの～ Part１【絶鬼】 (ページ14)

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ぬ「本気？」
貴「そう本気、だから・・・」
絶・貴「上を見てみてよ。あれ・・・」
ぬ「なっ？！！」

そう言って屋上の方に目をやると。皆が十字架に張り付けられていた。私は、あまり目を合わせないようにする。

生徒「ぬ～べ～！！助けてっ！」
律「鵺野先生！！」

ガチャッ！！
その音は玉藻先生の杖の音だった。

ぬ「皆！律子先生！何やってるんだ！目を覚ませ玉ちゃん！！」
玉「目を覚ましたからこうしている。私は本当の自分を取り戻しただけだ」
ぬ「玉ちゃんこいつらと戦ってくれ！」
玉「私は勝ち目のない戦いなどしない」
貴「(クスッ・・・」
絶「打算、裏切り・・・妖狐は本当の美しい姿を取り戻したみたいだね」
ぬ「なっ？！・・・律子先生と皆は関係ないだろ？！相手はおｒ」
絶「だ～か～ら～！君を本気にさせるためって言ってんじゃん」

はぁ・・・ぬ～べ～のせいで若干絶鬼の機嫌が悪くなったじゃん！
私は念のため自分の霊力を解除しといた絶鬼は何をするか解んないしね・・・(Aさんは普段霊力を隠すため自分に呪術をかけています！Ｂｙ.黒ウサ♪)

ドンッ！！！

その音は私の頭上から聞こえその瞬間ビリビリと電気の音がしたので急いでそちらを見ると玉藻先生が皆を拘束している鎖に電流を流していた。

生徒・津「うぁぁぁぁぁっ！！！」
ぬ「っ！！やめろ！俺の生徒に手を出すな！！」

そう言ったぬ～べ～はお経を唱え鬼の手を出した。
ん？妖力が上がっている？へぇ―・・・すごいじゃん
絶鬼とはというと、とても楽しそうに笑っていた。

絶「それが誰かを守るときの力ってやつだね？おもしろい！クライマックスはこれからだ」