同 担 拒 否 ガ チ 恋【まふまふ】

35. ページ36

やっぱこれがわたしだよね

走れ

2人に追いつけるようにもっと、もっと早く




やっちゃったことを悔やんでいても仕方ないんだから
後悔していてもなにもできない

もっとまふくんの色々な側面を見たいの
あなたの中に踏み込んでも許されるような人間になりたい
あなたの側にいたいんだよ
沢山、あなたの姿に励まされた分支えられる存在になりたいんだよ


ふたりに優しく声を掛けてもらったからそれが普通だと思っちゃってたんだ
これが現実。当たり前だ 自惚れるなわたし



誤解されてもそれでもふたりに伝えにいきたい
わたしは、わたしはそんなことしてないって



どうせわたしは誤解されて距離を置かれてる人間なんだから
多少 溝が深くなってもどうってことない
昨日今日で何回 絶望したと思っているの








どれだけわたしのことを誤解しても、嫌っても構わないから



お願いだから。好きでいさせてください






ああもう、おっそい！
これほど自分の運動不足と足の遅さを恨んだことはない
もう駅を出て行ってしまったらそれまでだけど


追いつかせてよ

何しろ狭い街だから
一周回るのなんて結構すぐだ


遭遇したくなかったときは遭遇しちゃったのに、なんで今は見つからないの

36.→←34.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す