照れ隠し ページ4
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どうせ少しの間だけ偽りの姿で過ごす訳だしあまり凝ったものじゃなくていいか
『…ライ』
HY「ライ、？」
『はい』
HY「…しばらくの間だけど頑張りましょうね、ライ。」
こうして私の男装生活が決まったのだった。
…
「ギャハハ！！何それ！！誰にも気付かれなかったの！？」
後日、カフェで親友に話すと豪快に笑い飛ばされた。
どうやったらずっと男性に間違えられるのーって…私が聞きたいわ
『ヤーちょっと他人事だからってそんな笑う？
私はてっきり正気なのーって全力で止めるかと思ってたのに』
「んーAの才能発揮できるいい機会じゃん？
これも経験だと思っていっそ楽しみなよ、どうせ脱落するんだからさ」
彼女の言う通りだ、しかも脱落したからといって特に失うものはないし…
番組はヘヨンオンニのために参加してるようなものだけど、たくさんの人に私の歌声聞いてもらえると考えると嬉しい
『…楽しみになってきた』
「あなたやっぱり自分の好きなことになると怖いものなしよね
…あっ彼氏から電話だ、Aちょっと待ってて少しの間席外すね」
『うん分かった〜』
彼女が外に出ている間、何となく外の様子をボーッと見つめる。
…
あ、あの歩きスマホの男性目の前の障害物に気付いてないみたい…
そのままぶつかりs…
…
"＿＿＿ア"ァ"ｯｯｯ！！！"
案の定急所にクリーンヒットして大事なところを掴みながら悶えている。その様子があまりにも滑稽なので
『…ふはっ笑』
つい大きい声が出てしまった。誤魔化すようにふと前を向くと奥の席に座っていた男の子と目が合う。
どうやら彼も今の一部始終を見ていたらしく、お互い顔を見合わせて笑う。
「『ふふふ』」
たまたま一緒の場面を目撃した全く知らない人と笑いあうなんて初めて
我に返り目をそらしたが、まるで同じ秘密を持つ仲間ができたような気分だった。
『…///』
笑った顔、可愛かったなー…なんて
「お待たせー…どうしたの？耳赤いよ」
『…別に〜』
「そろそろ行こうか、この後バイトなんだ」
『そうだね』
帰り際、チラッと奥の彼の席に視線を移すと彼と再び目が合う。
そして自分の耳をトントンと指差した。
…私の耳が赤いの彼にもバレてたってこと？
『ッ〜///』
…
「…やっぱり耳赤くない？！」
『見ないで』
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のあ - 芸名を塁にしたのがバカだった。ルイと塁でかぶってるやん (8月16日 15時) (
レス) @page12 id: 034e6a45ed (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - りんゴリ子さん» 嬉しいです〜ㅠㅠ主さんの意見を反映して変換出来るようにしたので引き続き楽しんでいってください(♡) (6月11日 10時) (レス) id: 2a75def2a0 (このIDを非表示/違反報告)
りんゴリ子(プロフ) - 面白くって一気にみてしまいました！これからが楽しみです！偽名も変換できたら嬉しいです。 (6月8日 13時) (レス) @page10 id: a0c18f2b4d (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - ゆきんこさん» コメントありがとうございます…♡ずっと溜めてたストーリーだったので褒めていただいて嬉しいです！オチは･･･色んな子とのケミを作る予定なのでそこも楽しみにしながら待っていただけたら幸いです (6月7日 13時) (レス) id: 2a75def2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ - 初めまして！一気に最後まで読ませていただきました！とても素敵なストーリーで今からどんな展開になるんだろうと楽しみです！オチはハンビナなのかななんて思いながら読んでいました。応援しています！続き楽しみに待っていますね♪ (6月7日 3時) (レス) @page9 id: e07be9b5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり | 作成日時：2023年6月7日 2時
