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評価が始まる少し前の話
『(そっか当たり前だけどハンビンは敵のKグループか…せっかく出来た友達なのに寂しいな)』
なんて考えながら辺りを見回してると、一人の男の子が目に入った。
その途端、一気に心臓がドクンと鳴るのが分かる。
"ねぇA、耳赤いのってあの男の子のせいでしょ〜ふふ"
“…なんで分かったの”
“さっき私達がお店出る時チラッとAのこと見てたから…あの人イケメンだし思い切って連絡先聞けば良かったのに”
“少し目が合っただけだよ…別にもう会うこともないだろうし”
"素直じゃないんだから"
"でもまぁ…また彼に会えたら今度は聞いちゃうかも…なんてね"
忘れるはずがない、つい先日カフェで会った男の子だ。
まさかここで会うことになるなんて
だが幸いにも彼は私に気付いていないようで、この時は私に話しかけてきたり私の方を見てくることはなかった。
評価終了後。
？ side
あの日、フラッと適当に選んだカフェで出会った女の子。
元々勉強をしようと思って入ったカフェだけど、笑った顔が綺麗だなって気付いたら彼女に興味が湧いて目で追ってた記憶がある。
『アニョハセヨ、ライです』
そんな記憶の中の彼女とライという青年の姿が重なる。
(ｼﾞｬﾝﾊｵ:ZH)「あの子ってあの日の…？」
一緒なのだ。僕が素敵だなと思ったあの日の女の子の笑顔に
間違えるはずがない、だって柄にもなく一目惚れしちゃったんだから
「ハオ〜休憩だけど行かな…」
ZH「あの、」
『はい？…っ』
なんでこんなところにいるの？
僕のことは覚えてる？
『…ッ＿＿』
たくさん聞きたいことはあったけど、僕を見るその目が僅かに震えてるのに気付いた。
僕のことを怖がってる…正体をバラされるか恐れてるんだ。
ZH「…靴紐、それ危ないですよ」
彼女を悲しむ顔が見たくなくて咄嗟に気付いてないフリをした。
『あ…本当だ…ありがとうございます』
ZH「それと舞台良かったです」
『…ジャンハオさんも良かったです、』
先がほんのりと赤く染まった耳を見ながら思う
ZH「(こんな形で知り合いたくなかったな)」
『(こんな場所で知り合いたくなかったな)』
＿＿＿複雑な表情の下に隠されたその思いにお互いが気付くことはなかった。
☆彡
芸名(偽名)の変更が出来るようにしたので必要な方はご活用ください
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のあ - 芸名を塁にしたのがバカだった。ルイと塁でかぶってるやん (8月16日 15時) (
レス) @page12 id: 034e6a45ed (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - りんゴリ子さん» 嬉しいです〜ㅠㅠ主さんの意見を反映して変換出来るようにしたので引き続き楽しんでいってください(♡) (6月11日 10時) (レス) id: 2a75def2a0 (このIDを非表示/違反報告)
りんゴリ子(プロフ) - 面白くって一気にみてしまいました！これからが楽しみです！偽名も変換できたら嬉しいです。 (6月8日 13時) (レス) @page10 id: a0c18f2b4d (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - ゆきんこさん» コメントありがとうございます…♡ずっと溜めてたストーリーだったので褒めていただいて嬉しいです！オチは･･･色んな子とのケミを作る予定なのでそこも楽しみにしながら待っていただけたら幸いです (6月7日 13時) (レス) id: 2a75def2a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ - 初めまして！一気に最後まで読ませていただきました！とても素敵なストーリーで今からどんな展開になるんだろうと楽しみです！オチはハンビナなのかななんて思いながら読んでいました。応援しています！続き楽しみに待っていますね♪ (6月7日 3時) (レス) @page9 id: e07be9b5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり | 作成日時：2023年6月7日 2時
