検索窓
今日:32 hit、昨日:104 hit、合計:78,947 hit

鈍いマグカップの音3 ページ10

「それでそれで!!その後どうなったんですか?昴さんと!」

身を乗り出して聞いてくる園子ちゃん。


『いや、ただ世間話しながら送ってくれただけですよ』
「優しいよね、昴さん」
と蘭ちゃん。

「乙女のピンチに現れるなんて…素敵…!」
園子ちゃんに花が飛んでる。





…ゴトッ



強くマグカップが置かれたような音がして、音のする方を3人でみる。
どうやら安室さんが強く食器を置いたみたい。手が滑ったのかな。








安室side




なんだ、このモヤモヤは。

考えてたらむしゃくしゃしてきて思ってもないのに力強く食器を置いてしまった。

ゴトッという鈍い音にハッとする。

お客様が何人かこちらを見ていた。



僕は咳払いをして「すみません、手が滑りました」と言い訳を後付けた。

大作戦1→←鈍いマグカップの音2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
157人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つくね | 作成日時:2023年6月14日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。