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デート1 ページ45

あっという間に土曜日になってしまった。

昨日は美容院に、一昨日は洋服を買いに行った。



土曜日のために準備は万端。
昨日しっかりスキンケアをしまくったおかげで化粧のノリも良い。

買った洋服はグレージュの落ち着いたワンピース。

髪もアップして、いつもポアロに行く時は仕事の制服だから私服を安室さんに見せるのは今回が2度目。



全身鏡で自分を見て、ふぅーっとため息をつく。
こんな感じで…大丈夫かな。
安室さんはどんな格好で来るんだろう。
いつもは履かないヒールも、安室さんは身長が高いし履いても到底追いつかないから履いていこう。



あとは安室さんが来るのを待つだけ。
最後にリップを塗って鏡の自分に"がんばれ"と言った。










安室side




Aさんにケーキを食べに行きましょうとお誘いすると、快くOKしてくれた。
以前デパートに行った帰り、住所を聞いていてよかった。


車でその住所へ向かう。

しばらく走らせた。



「…っと、たしか…この辺…」
キョロキョロしていると、ちょうど玄関から出てくる1人の女性。


「…っ」


あまりに綺麗で息を呑んだ。

Aさんだ。




僕に気がつくと、笑顔でこちらに向かってきた。


助手席でいいですか?と助手席を指差して首を傾げるAさん。

僕もこくん、と頷くとドアを開けて乗った。

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作者名:つくね | 作成日時:2023年6月14日 20時

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